《36》っうぅ…いたい…… ページ41
クリア「あ、タエさん、蒼葉さん。先にAさんとお風呂に入ってきますね〜！」
階段を降りると、夕飯を食べている途中の2人がいた。
どうやら、クリアは早く食べ終えてAを起こしに来たそうだ。
声をかけられた蒼葉がAを見て、悪戯に笑う。
蒼葉「また暴れるなよ〜？」
おそらく、初日のことを言っているのだろう。初めてのお風呂で暴れ、泣き喚いていたことを思い出し、Aは顔を赤くする。
『…暴れないし……って、くりあ、笑うな…！』
クリア「あははっ、すみません。もうお風呂は慣れましたもんね〜？」
クリアはAを庇っているつもりだったのだが、Aはからかわれたと解釈し、一段と顔を赤くさせた。
そのやり取りを見て、タエが「入るなら早く入んな！」と急かし、2人は水場に向かった。
クリアは以前、水の中に長時間入ることが大丈夫なのか分からず、ずっとシャワーだけだったのだ。
だが、タエに診てもらうと、長時間入っても大丈夫とのことで、お風呂にも入るようになった。
着替えを置き、Aとクリアは服を脱ぎ始める。と、クリアがふと思い出し、Aに声をかける。
クリア「そういえば、一緒にお風呂に入るのは初めてですよね〜」
シャツのボタンを一つ一つ外し、嬉しそうに笑った。AはTシャツを脱ぎながら応える。
『うん、くりあがお風呂に入れて…僕も嬉しい。』
クリア「僕も嬉しいです！」
クリアは先に脱ぎ終えると、一応、腰にタオルを巻いて風呂場に足を踏み入れた。
振り返ると、Aはまだ脱いでいる途中のようだ。
『あ、先、入ってて…！』
クリア「わかりました。」
扉を閉め、お湯を身体にかけた後、お湯に足をゆっくり入れる。
浴槽の中に腰を下ろすと、暖かいものが身体の中にじんわりと広がり、とても心地が良かった。
お湯に浸かりながらぼーっとして、十何分が経過した。
もうそろそろAが扉を開けて風呂に入ってもいい頃なのに、そんな気配は未だに無い。
不安になり、「Aさん？」と呼んでみる。すると、
『はっ…はい…！わ、わあぁっ！』
という声に、床に転ぶような痛々しい音が聞こえてきた。
何事かと思い、扉を勢い良く開ける。と、そこには…
『っうぅ…いたい……』
クリア「…A、さ………」
洗濯籠の中に入れたはずの、クリアの脱いだシャツを着て尻もちをついているAがいた。
…しかも、下着を履いたまま、こちらに向かって足を内股に開いた状態で。
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雪葉(プロフ) - 霊華さん» わぁぁ、ありがとうございます！！ (2018年11月23日 16時) (
レス) id: 964266bff5 (このIDを非表示/違反報告)
霊華 - くっそ可愛いじゃねぇか！ (2018年11月20日 17時) (レス) id: 55c6bf7b1a (このIDを非表示/違反報告)
雪葉(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます！僕も初めて小説を書いて、少し不安だったのですが、気に入って頂けてとても嬉しいです！宜しければこれからも楽しんでいって下さい！ (2018年8月19日 0時) (レス) id: 964266bff5 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - コメント失礼致します( ..)" 更新される度拝見させてもらってます！ドラマダの夢小説を見つけたのがこれが初めてだったので、拝見させてもらったのですが、とても面白くてハマってしまいました(*'ω') これからも無理の無い程度に更新頑張って下さい！ (2018年8月18日 15時) (レス) id: f2889be617 (このIDを非表示/違反報告)
雪葉(プロフ) - ユトさん» コメントありがとうございます！ノイズが言ってくれてよかったです(笑)この作品を見つけて下さりありがとうございます！これからも是非楽しんでいってくださいね！ (2018年8月16日 19時) (レス) id: 964266bff5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪葉 | 作成日時：2018年8月8日 23時
