《31》ひゃっ！？ ページ36
同じように、蓮にも軽い拳骨をすると、蒼葉は呆れたように溜息を吐いた。
蒼葉「…まぁ、何でこうなったかは大体予想できるし、今回蓮もついてたからいいけど！次は勝手にいなくなるなよ？」
蓮『すまない、俺が勧めたばかりに……』
『ごめんなさい……』
蓮と僕は、同じようにしゅん…と肩を落とす。
すると、蒼葉が「ぷっ…」と笑いを零した。
蒼葉「いーよ。今回はぜーんぶノイズが悪いもんなっ！」
ノイズ「っはぁ！？何で俺が…！」
蒼葉「とりあえず、家に帰るぞ。羽賀さんにはそのまま上がらせて貰ったから。ノイズも来いよ。」
口では軽く言ってるが、ノイズを見る目が尋常じゃない。
蒼葉には逆らえないのか、ノイズは渋々と承知した。
実を言うと、この後のバトルも少し気になる。だが、今はそんな状況じゃないと察して大人しく帰ることにした。
タエ「なんだい、随分早い帰りじゃないかい。」
クリア「あ、おかえりなさーい！…って、ノイズさん！」
ノイズ「……」
ノイズは、僕の知ってる人と知り合いらしい。僕と蒼葉より遅く家に入り、リビングのソファに慣れたように座った。
ノイズの隣に座り、膝の上に蓮を乗せる。
そこへ、仕事から着替えた蒼葉が僕達に向き直るように目の前に座った。
蒼葉「＿で、まぁ…勝手にライムに参加したのは良いとして…俺も蓮を使わせる許可しちゃったし……まずは、ノイズにAを紹介しないとな。」
蒼葉は、僕がいつからここに住むようになったのか、その経緯や、僕の正体、今現在わかっていることを全て話した。
途中で、ノイズの顔がだんだん曇っていったが、信じてはくれるようだ。
蒼葉「そんで……Aの性別は男だ。」
最後にそう付け足して、僕の紹介は終わり……のはずだった。
急に、ノイズがバッと勢いよく振り向いて僕を見つめる。
ノイズ「………コイツが男…？」
同様を隠しきれず、声が震えてしまっている。予想外の反応に驚きながらも、こくこく、と頷いた。
蓮『…蒼葉、嫌な予感がするのは俺だけだろうか。』
蒼葉「俺もだよ、蓮…」
僕の膝の上からいつの間にか移動したのか、蓮と蒼葉が何やらひそひそと話している。
すると、ノイズにガシッと肩を掴まれた。
『ひゃっ！？』
ノイズ「脱いで。」
唐突に言われた言葉。脱ぐ、というのは服を脱げということだろう。
そういえば、男と女は全裸の状態を見れば判断できるって聞いた…
僕は少し前まで全裸だったし、別にいいけど…
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雪葉(プロフ) - 霊華さん» わぁぁ、ありがとうございます！！ (2018年11月23日 16時) (
レス) id: 964266bff5 (このIDを非表示/違反報告)
霊華 - くっそ可愛いじゃねぇか！ (2018年11月20日 17時) (レス) id: 55c6bf7b1a (このIDを非表示/違反報告)
雪葉(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます！僕も初めて小説を書いて、少し不安だったのですが、気に入って頂けてとても嬉しいです！宜しければこれからも楽しんでいって下さい！ (2018年8月19日 0時) (レス) id: 964266bff5 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - コメント失礼致します( ..)" 更新される度拝見させてもらってます！ドラマダの夢小説を見つけたのがこれが初めてだったので、拝見させてもらったのですが、とても面白くてハマってしまいました(*'ω') これからも無理の無い程度に更新頑張って下さい！ (2018年8月18日 15時) (レス) id: f2889be617 (このIDを非表示/違反報告)
雪葉(プロフ) - ユトさん» コメントありがとうございます！ノイズが言ってくれてよかったです(笑)この作品を見つけて下さりありがとうございます！これからも是非楽しんでいってくださいね！ (2018年8月16日 19時) (レス) id: 964266bff5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪葉 | 作成日時：2018年8月8日 23時
