GrowthLIVE編2話 ページ10
雪宮side
LIVEは時間通りに始まり、私と望月さんは変装して観客席に座った。(ちなみにチケットは望月さんが個人的に二人分入手したもの)
『…先輩、なんで女装してるんです?』
望月「変装といえばこうかな…と思いまして」
あえて特徴は言わないが、隣にすわる望月先輩は周りから見たら背の高めの女性だ。元々顔がいいからか?あんま違和感ないぞ??
『えー、やば。先輩やば』
望月「Aちゃん、たまに口調が崩壊しますね」
『だって…先輩、やばいじゃないですか。どうしよう美人な女性の先輩が出来たみたいで嬉しい、これからずっとそのままがいいです』
望月「なるほど、Aちゃん好みでした?残念ながら、これは今日だけです」
ダメか。でもいいか、なんか美人なお姉様(望月)と一緒にLIVE行くとかいい思い出だし。心のカメラで写真撮ろう。
望月「あ、始まりましたよ」
『先輩誰推しでいきます?私今日衛推しになります』
望月「えぇー、悩みますね。みんな好きです」
とりあえず今日は、Growthファンとして楽しもう。
剣介「いやー、Growthだけってなるとやっぱ大変だよなぁ」
何曲か歌ってからのトークタイム。剣介を中心にみんなで楽しく話してる。ダンス?よかったよ
衛「だよねぇ…でも、その分俺たちの歌をいっぱい届けられるから、頑張るぞー!!」
衛もちゃんと話せてる。表情も明るいから大丈夫そうだな。
涼太「へぇ…衛、始まる前まで緊張してコウやマネージャーさん達に甘えてたのにねぇ?」
衛「うっ…そ、それは…」
剣介「いやいや!そう言うリョウだって、ステージ上がる前、手の震え隠してたろ!」
涼太「よ、余計なこと言わないでくれる?ケンなんて夜眠れなくて真夜中にマネージャーに電話してたでしょ?」
剣介「なんで知ってんだよー!」
確かに電話来た。望月先輩も頷いてるということは、私ら2人に電話したんだな。私と話してる途中であいつ寝落ちたし。
昂輝「そのマネージャーさん達は、今日はチケットを手に入れて観客席で見てくれているそうです」
剣介「え、まじ?どこどこ………え、どこ?」
衛「それっぽい人…見当たらない」
涼太「…………ほんとにいるの?いなくない?」
昂輝「……いる、らしいぞ」
誰一人私達を見つけられない。そりゃそうだ、先輩は見事に女装してにこにこペンライト振ってるし、私は私でがっつり変装してる。バレる気がしない。
35人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪藤(プロフ) - キルシュさん» こちらこそありがとうございました!優しいお言葉もありがとうございます!またなにかリクエストがありましたらぜひどうぞ!! (2019年5月22日 12時) (レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
キルシュ(プロフ) - リクエストありがとうございました!男達がケーキでわちゃわちゃやってる横で、夢主がうさド美味しいって言ってる所とか最高です!これからも応援してます。体を壊さないよう、マイペースな更新楽しみにしてます! (2019年5月22日 8時) (レス) id: 649c05d944 (このIDを非表示/違反報告)
雪藤(プロフ) - 如月月亜さん» ありがとうございます!リクエストもありがとうございました!またなにかリクエストがありましたら、お気軽にコメント欄にどうぞ! (2019年5月18日 21時) (レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
如月月亜 - リクエストした作品がすごく面白かった…いや!リクエストしてない作品も全部面白いんですが!!すごく良かったです!これからも頑張ってください! (2019年5月18日 20時) (レス) id: db7ced2e84 (このIDを非表示/違反報告)
雪藤(プロフ) - キルシュさん» リクエストありがとうございます!いいですね、ぜひ書いてみたいです!頑張ります。 (2019年5月13日 23時) (レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪藤 | 作成日時:2019年5月8日 23時