[ツキプロ]サブマネという名の雑用係4

コウ様誕生日編1話 ページ36

八重樫side

5月22日…今日はコウの誕生日。コウの誕生日を全力で祝いたいらしいA姉が、望月さんをも巻き込んでパーティの準備を始めた。

望月｢最初はぐー｣

『じゃんけんぽん！…はい、先輩の部屋ね』

…今のはどこでやるかという戦いで…俺と望月さん、A姉の3人でじゃんけんしてたんだ。俺(Growth共有ルーム代表)はひとり勝ちして、その後負けた望月さんの部屋になった。

『よし、じゃあ先輩の部屋を改造だー！』

望月｢Aちゃんの言う改造って恐ろしいんですよね…事務所のトレーニングルーム新設したのも彼女なんですよ｣

剣介｢え、まじ？…まじ？？｣

あの大量のトレーニングマシーン仕入れたの？？

『大丈夫ですよ先輩！先輩の部屋をちょっと作りかえるだけですから』

望月｢アウトです。飾り付けはこちらでやりますから、剣介くんと買い出しお願いします｣

剣介｢はーいっ｣

『えー』

涼太｢行ってらっしゃい。飾り付けは任せて？｣

リョウと望月さんに見送られ、俺はA姉を引きずって買い出しに出かけた。



一方、その頃…


藤村side

お留守番係という名のコウくん連れ出し隊隊長、藤村衛は共有ルームでコウくん待ちです！みんなのサプライズがバレないようにコウくんを楽しませるのが俺の役目なんだよ！(えっへん)

昂輝｢ただいま……衛だけか？｣

衛｢おかえりー！コウくん！！待ってたよ！｣

昂輝｢あぁ…待っていたのか。お腹空いたのか？｣

お菓子ならあるぞ、とちょっとしたお菓子を恵んでくれるコウくん。優しいなぁ

衛｢ありがとう。でもそうじゃなくて…一緒にお散歩しない？いい天気だし｣

ちなみにこれはAちゃんの指示で、『衛は昂輝とデート係ね！』ってすごく可愛い笑顔を向けられちゃいました…。

昂輝｢ふふっ、じゃあ行くか｣

何も疑わずにコウくんはＯＫしてくれました！やったね！…というわけで、俺はAちゃん達の指示があるまでコウくんとデートです♪

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