小さな天使編7話 ページ22
八重樫side
コウとリョウとちょっと打ち合わせをしていると、衛が小さな女の子と手を繋いで歩いてきた。
衛｢あー、いたいた！ケンくん、探したよ！｣
剣介｢おぉ、衛。俺たちも探してたんだぞ？どこ行ってたんだよ？それと…その子は？｣
俺がその小さな女の子のほうを見ると、女の子は目を輝かせながら俺に抱き着いてきた。
『お兄ちゃん…！！』
昂輝｢お兄ちゃん？｣
涼太｢え、ケン…妹いたの？｣
剣介｢えっ！？いやいや、俺妹いないよ？｣
『お兄ちゃん、けんしゅけお兄ちゃん！会いたかった！』
ぴょんぴょん跳ねながら俺に抱き着く女の子に戸惑いながら座って目線を合わせると、その子はどこかで見たことあるような顔立ちの女の子だった。
剣介｢……あれ？どこかで見た…｣
涼太｢知り合いの子？……ん？あれ…？｣
昂輝｢…衛、この子…｣
リョウとコウも、この見覚えのある顔に気付いたらしい。衛はずっと静かににこにこしてる。ぜってーなんか隠してるな。
剣介｢んー…まさかそんなことあるわけ……いやでもツキプロだからなぁ…｣
涼太｢可能性は高いよね…俺たちも経験済みだし｣
昂輝｢じゃあ…やっぱり…Aさん、なのか？｣
意見が一致した。改めて小さな女の子を見ると、確かにA姉に似ている。今の綺麗なA姉より、ちょっと昔の、ほんっっっとに可愛かったA姉にそっくりだ。つまりめっっっっちゃ可愛い。
隼｢ブラボー！お見事、早かったねぇ｣
昂輝｢隼さん…？｣
涙｢さすが。思ったより早く終わっちゃったね｣
剣介｢あー！涙！なんだよあのメール！拉致られたのかと思ったじゃん！｣
涙｢ごめん。驚いた？｣
剣介｢めっちゃ驚いた！｣
夜｢ごめんね、驚かせちゃって｣
涼太｢なんでAはこんなに小さいんです？｣
陽｢うちの魔王様がAさんを小さくさせたんだよ｣
海｢悪ぃな、止められなくて！｣
郁｢でも可愛いよね｣
剣介｢わかる！すっげー可愛い！！ぎゅーってしよ？ぎゅーっ！！｣
『ぎゅーっ』
剣介｢はぁー可愛いっ！！連れて帰りたい！！｣
望月｢剣介くん、落ち着いてください。そろそろ出番ですよ｣
涼太｢ケン、早く行くよ｣
望月さんとリョウに急かされて、渋々Aを手放して自分の位置へ向かった。振り向くとAが小さな手を大きく降って頑張ってと言っていた。
……うん、可愛い！！(語彙力)
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雪藤(プロフ) - キルシュさん» こちらこそありがとうございました！優しいお言葉もありがとうございます！またなにかリクエストがありましたらぜひどうぞ！！ (2019年5月22日 12時) (
レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
キルシュ(プロフ) - リクエストありがとうございました！男達がケーキでわちゃわちゃやってる横で、夢主がうさド美味しいって言ってる所とか最高です！これからも応援してます。体を壊さないよう、マイペースな更新楽しみにしてます！ (2019年5月22日 8時) (レス) id: 649c05d944 (このIDを非表示/違反報告)
雪藤(プロフ) - 如月月亜さん» ありがとうございます！リクエストもありがとうございました！またなにかリクエストがありましたら、お気軽にコメント欄にどうぞ！ (2019年5月18日 21時) (レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
如月月亜 - リクエストした作品がすごく面白かった…いや！リクエストしてない作品も全部面白いんですが！！すごく良かったです！これからも頑張ってください！ (2019年5月18日 20時) (レス) id: db7ced2e84 (このIDを非表示/違反報告)
雪藤(プロフ) - キルシュさん» リクエストありがとうございます！いいですね、ぜひ書いてみたいです！頑張ります。 (2019年5月13日 23時) (レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪藤 | 作成日時：2019年5月8日 23時
