[ツキプロ]サブマネという名の雑用係4

打ち上げGrowth編2話 ページ15

涼太｢ちょっと酔わせてみたくなった｣

剣介｢それな。……でも明日仕事かぁ｣

昂輝｢Aさんが休みの日の前日に連れて帰るしかないな｣

3人が円になってこそこそ話し始めた。

衛｢……隣の3人が何やら怪しい会話を…！｣

望月｢ある意味誘拐ですね｣

『そうまでして見たいのか…？やだなー次の日｢サブマネやめてください｣って言われたら泣く』

涼剣｢それはない！｣

昂輝｢絶対に手放す気はないので、ご安心を｣

よくわからないが、すごい自信だ。

望月｢愛されてますね｣

剣介｢もちろん、望月さんも大好きですよ！！｣

衛｢うんうん！｣

昂輝｢観客席にいたのを見つけることが出来なくてすみませんでした…｣

涼太｢そういえば、どの辺にいたんですか？｣

望月｢あ…ええと｣

『写真見る？はいこれ』

実は隠し撮りした、私達の変装(先輩の女装)写真。4人は写真を見ると驚いた顔で望月先輩と私のスマホを交互に見た。

衛｢待っ…同一人物！？｣

剣介｢え…？えっ？｣

涼太｢望月さん…そんな趣味が…｣

昂輝｢……完成度が高い｣

望月｢驚きました？｣

Growth｢驚きました｣

剣介｢…ん？待てよ…いたなその人…目が合ったな｣

LIVE中先輩言ってた、剣介くんと目が合いましたって。でも気付いてなかったっぽいな

剣介｢めっちゃにこにこしてて、なんか見たことあるなーって思ったけど…あれかぁ｣

衛｢隣に写ってるのAちゃん？…俺のソロの時すごい険しい顔してた子だね？あれ結構怖かった｣

…確かに、衛が一瞬挙動不審になった瞬間あったなぁ。私と目が合って気付いたのかと思った。というかよく見えたな

衛｢あの一瞬で背筋が伸びたね…ありがとう、すごーく怖かったけど｣

『ごめん、そんな顔してる事気付かなかった』

剣介｢でもさ、こうやって近くで支えてくれる人がいたから今日を駆け抜けられたわけだろ？本当にありがとうございました！｣

昂輝｢ありがとうございました｣

涼太｢そしてお疲れ様でした｣

衛｢応援も、ありがとうございました！｣

望月｢こちらこそ、素敵なLIVEをありがとうございました。とても楽しかったです、ね？Aちゃん｣

『はい！すごーく楽しかった！ありがとう！』

剣介｢ふふ、じゃあ改めてー？｣

全員｢乾杯！！｣

もう一度みんなで乾杯して、楽しく(先輩のせいで水と化したお酒を)飲みました。

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