逆眠り姫。前編《葵》 ページ6
葵「Six Gravityの、皐月葵です。よろしくお願いします!」
来た…葵にキスかぁ…ちょっと申し訳ないなぁ。収録中、影でこそこそしていると、付き添いで来ていた月城さんが私の元へ来た。
月城「お手柔らかに、お願いします」
『わかってますよ…うわぁー…グラビは始だけでいいのにぃ』
月城「ちなみに、始くんも今日ですよね?」
『そうなんですよね…予定ぎっしりだからマッサージじゃなくてホテルに乗り込むとか…下手したら取り押さえられる…』
月城「…頑張ってください」
静かにガッツポーズされた…。っと、話している間に葵もマッサージで夢の中へ…呂庵の合図で彼らとバトンタッチして、またふたりきりに。
『………里津花以上の罪悪感…』
可愛い後輩に手を出すなんて…!と、先輩として罪悪感がすごいが、私個人は反応にわくわくしている。さて、可愛い寝顔も撮れたし…やるか。
『……ん…』
葵「…んん……ふぇ…?…えぇっ!?」
『あ、おはよう?』
葵「あ、えっ?あぁ…えっと、おはようございます…」
起きてしまった葵に笑顔で挨拶すると、顔を真っ赤にしてテンパりながらも挨拶を返してくれた。
『うん、可愛いなぁ葵は、よしよし』
葵「えっ…Aさ…Aさん?…な、なな、なんでここに?…それに、その格好は…?」
その格好とは、薄手のレースのドレス風ワンピースのことですね。
『眠り姫だから(にこっ)』
葵「あわわ…/////……か、可愛い…」
呂庵「とつげーき!」
葵「!?」
呂庵「ドッキリでしたー!これは成功だねっ!」
零「そうだな。大丈夫か?」
葵「ドッキリ…ドッ、キリ……だ、大丈夫じゃないです…目を開けたら、Aさんが…」
『怖かったか?ごめんね(なでなで)』
再び葵の頭を撫でると、葵はまた顔を真っ赤にして違います!!と首を振った。
葵「そうじゃなくて、そのっ…あのっ……Aさん、が……」
呂庵「Aちゃんが…?」
葵「か、可愛くて……」
零「可愛くて…?」
葵「あわわーっ!なんでもないですっ!!/////」
『月城さーん、お水お願いします!』
月城「はい、お水です」
とりあえず顔がリンゴみたいに赤かったから、水を飲んで落ち着いてもらうことにした。
『……大丈夫?』
葵「だ、大丈夫じゃないですっ!」
その後、しばらくは心臓ばくばくだったみたいです。これは大成功だね、やったー!
『さぁて次は…誰かなぁ?』
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雪藤(プロフ) - 未來さん» はじめまして、こんにちは。こちらこそ、コメントありがとうございます!1から読んでくださっているのですね、本当にありがとうございます!これからもだらだらとやっていきますので(笑)どうぞよろしくお願い致します! (2019年6月14日 9時) (レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
未來(プロフ) - 初コメ失礼します。Infinit0を出していただきありがとうございます!元々Growthが好きで1からずっと読んでいるのですがここで彼らが登場するとは…これからも更新楽しみに待ってます! (2019年6月14日 4時) (レス) id: 7ebd59770b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪藤 | 作成日時:2019年6月13日 10時