闇鍋無人島ロケ編おまけ ページ50
剣介｢コウー！A姉ー！！おかえりっ！(だきっ)｣
コウに連れられツキノ寮、Growthの共有ルームへ行くと剣介が飛びついてきた。
昂輝｢ふふ、ただいま、ケン。Aさんが潰されているぞ？｣
剣介とコウに板挟みにされた。2人とも大きいから今思いっきり全身がプレスされた…死ぬ。
剣介｢あーごめんA姉、大丈夫？｣
『だいじょばない、衛ー！剣介がいじめたー！』
泣き真似しながら衛に抱きつくと、衛は優しく笑ってくれた。
衛｢あはは、Aちゃんおかえり(なでなで)コウくんもおかえり、お疲れ様！｣
涼太｢おかえり、2人とも。お疲れ｣
昂輝｢あぁ、ただいま｣
剣介｢しっかし…長く感じたなぁ｣
『気の所為だよ、気の所為』
涼太｢実際何日かけたの？これ終わらせるの｣
『その話はやめようか』
衛｢まぁまぁ、2人ともお疲れ気味だし…俺たち3人で作った晩御飯を食べましょう！｣
じゃじゃーん、と言う衛の目線を追うと、テーブルの上に5人分の晩御飯があった。
剣介｢気合いと根性で作った｣
涼太｢途中喧嘩してたら焦げた｣
衛｢火を止めなきゃ！と思って触ったら危うくツキノ寮が吹っ飛ぶかと思ったよ…｣
とりあえず、とっても大変だったのは伝わった。よく見るとキッチンがやや黒い。これが戦いのあとか…
昂輝｢…怪我は、してないか？｣
衛｢あはは…大丈夫でーす…｣
涼太｢うん、大丈夫…｣
剣介｢うーん…だいじょぶ｣
3人揃って視線をずらした。コウと顔を見合わせて小さくため息をついてから、私達は手を洗って席についた。
昂輝｢今は食べよう。冷めてしまう｣
一同｢はーい｣
『3人、後で説教だからね』
リョウがいるから最低限の処置は施してある。そう判断して、後でお説教することだけを伝えた。でも3人はぎくっとなって顔を見合わせてるのが可愛くて、笑ってしまった。
『ふふ、可愛いなぁ…私の弟達は』
涼太｢う…姉さんには適わないね｣
剣介｢秒でバレたな｣
衛｢コウくんも気付いてるよ…、さっき目が笑ってなかった｣
昂輝｢聞こえてるぞ｣
『もー…危ないことはしちゃだめだよ？…でも、これすごく美味しい！焦げてるけど』
剣涼｢ほんと！？｣
衛｢あ、俺ね、これ盛り付けたんだー！あとは見守ってた！｣
昂輝｢ふふ、そうなのか？｣
みんなでわいわい話しながら囲む食卓は焦げで茶色かったけど、とても楽しくて温かかったな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪藤(プロフ) - 未來さん» はじめまして、こんにちは。こちらこそ、コメントありがとうございます！1から読んでくださっているのですね、本当にありがとうございます！これからもだらだらとやっていきますので(笑)どうぞよろしくお願い致します！ (2019年6月14日 9時) (
レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
未來(プロフ) - 初コメ失礼します。Infinit0を出していただきありがとうございます！元々Growthが好きで1からずっと読んでいるのですがここで彼らが登場するとは…これからも更新楽しみに待ってます！ (2019年6月14日 4時) (レス) id: 7ebd59770b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪藤 | 作成日時：2019年6月13日 10時
