検索窓
今日:8 hit、昨日:4 hit、合計:31,845 hit

闇鍋無人島ロケ編1話 ページ41

雪宮side

『……どうして、こうなった』

そう呟いて、青い海を目の前にした私は白い砂浜へとへたりこんだ。海による「無人島ロケ一緒に行こう」発言の結果、それを聞いた社長が「行くならみんなでいっちゃえ☆」となり、くじ引きでツキプロのタレント何人かが巻き込まれた。

昂輝「……暑い」

翼「うっそだー、1番涼しそうに見えるぞー?」

望「海だー!ひゃっほい!」

壱流「っしゃー!遊ぶぞー!」

空「いえーいっ!」

恋「海だー!!無人島ロケキター!」

駆「海きれー!」

陽「波にのまれんなよお前らー」

海「はははっ、元気だなぁお前ら!見ろAを!砂浜で倒れてんぞ」

『心配しろよお前は…』

メンバーが元気すぎて暑苦しい。このメンバーの中の唯一大人しい枠のコウは、私に日傘をさしてくれた。

昂輝「Aさん、大丈夫ですか?」

『コウだけだよ、こうして心配してくれるの…。可哀想に、お前だけ大人しい子で…』

昂輝「いえ、大丈夫です。俺は貴女がいれば、どんな所でも頑張れますよ(にこっ)」

笑顔が、太陽みてぇだ…眩しい溶ける…。

昂輝「それで、今回のロケではAさんがここにいる全員のマネージャーになるわけですが…このロケの詳しいお話を聞いていいですか?」

『あぁ、うん。ちょっと待って』

砂浜に腰を下ろし、1つの傘にコウと身を寄せ合って入った。そしてメモを取り出して見せた。

『今回はツキプロch特別編、夏先取りスペシャルというわけで、まだ6月だけど無人島ロケをやります』

昂輝「まぁ、真夏よりはいいですよね」

『うん。で、内容は…なんか、自由に過ごしていいよって、社長が言ってた。いろんなユニットのメンバーがわいわいやってるの撮りたいんじゃね?』

昂輝「……なるほど。つまり俺たちは、何も考えずに自由にこの無人島で楽しめばいいんですね」

『そうだな、頑張ろうぜコウ』

昂輝「ですね、頑張りましょう」

2人でガッツポーズをして励まし合い、元気に走り回る8人を見た。男子高校生並に元気だな。

『あれ(恋、空、望)は何してるんだ?』

昂輝「あれは…さっき移動中恋が話していた、砂浜で追いかけっこする恋人ごっこかと」

『意味がわからん。男カップルか?三角関係?』

昂輝「Aさん的に男性カップルはありですか?」

『別に構わん、コウが衛に嫁入りすると言っても私は笑顔でお祝いするよ』

昂輝「なぜ衛なんです」

なんとなく、思い浮かんだからだよ。

闇鍋無人島ロケ編2話→←そうだ、花見に行こう。2話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
設定タグ:ツキプロ , ツキウタ。 , ALIVE
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪藤(プロフ) - 未來さん» はじめまして、こんにちは。こちらこそ、コメントありがとうございます!1から読んでくださっているのですね、本当にありがとうございます!これからもだらだらとやっていきますので(笑)どうぞよろしくお願い致します! (2019年6月14日 9時) (レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
未來(プロフ) - 初コメ失礼します。Infinit0を出していただきありがとうございます!元々Growthが好きで1からずっと読んでいるのですがここで彼らが登場するとは…これからも更新楽しみに待ってます! (2019年6月14日 4時) (レス) id: 7ebd59770b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪藤 | 作成日時:2019年6月13日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。