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そうだ、花見に行こう。2話 ページ40

びしょ濡れ5人組は「紫陽花きれいだねー」なんて呑気に笑いながら公園を1周した。雨だったから、私達以外は誰もいなかった。

涼太「…で、どうする?このまま歩いて帰る?」

『お昼ご馳走しようと思ったけど…さすがに店追い出されるでしょ』

剣介「ていうか荷物無事なの?びしょびしょじゃん」

『防水加工してある。大丈夫』

昂輝「じゃあ…寮に帰りましょう?お昼はあるものでなにか作ります」

衛「やったー!コウくんのお昼ご飯!」

剣介「温かいもの希望」

涼太「同じく……くしゅんっ」

『可愛いなくしゃみ』

可愛いと言ったら「誰のせいだ」って睨まれた。

衛「……。」

『衛?どうしたの?』

衛「あ…ううん、あの…みんなかっこいいなぁって」

水も滴るいい男、ってやつ?と衛は笑った。確かにコウもリョウも、剣介も少し色っぽくてかっこいいと思う。

『衛も、かっこいいよ』

衛「…!そ、そう?ありがとっ!」

本当のことを言ったら衛は頬を染めてはにかんだ。…あぁ、どちらかというと衛は…

『可愛い寄りだな』

衛「えっ!?可愛い寄り!?」

剣介「えーなんの話?俺も混ぜて?」

『今はくっつくな気持ち悪い…』

剣介「ひどっ!A姉ー!」

『どうかしてんだろお前!くっつくなよ!』

ベタついて気持ち悪いんだって言って剣介を剥がしたらむすっとされた。これはさっさと帰らねば。そう判断した私はGrowthのみんなが住むツキノ寮へ向けて歩き始めた。



ツキノ寮についた私達はシャワーを浴びて着替えてから、コウの手作りシチューを食べた。

『温かい…幸せ…』

昂輝「尊い…(連写)」

剣介「コウが怖い」

衛「コウくんのシャツ着て幸せそうな笑顔をしてるからね…Aちゃん」

涼太「コウがすごい満足げに笑ってる」

昂輝「俺も幸せですAさん」

『そう?…温かいうちに食べなよ?食事中はスマホダメ、美味しいシチューに集中すべし!』

昂輝「ふふ、わかりました」

涼太「素直だね」

剣介「はー…シチューうま!」

衛「ね!美味しいね!」

しばらくみんなで温かいシチューを食べて、その後はみんなで人生ゲームして遊びました。

闇鍋無人島ロケ編1話→←そうだ、花見に行こう。1話



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雪藤(プロフ) - 未來さん» はじめまして、こんにちは。こちらこそ、コメントありがとうございます!1から読んでくださっているのですね、本当にありがとうございます!これからもだらだらとやっていきますので(笑)どうぞよろしくお願い致します! (2019年6月14日 9時) (レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
未來(プロフ) - 初コメ失礼します。Infinit0を出していただきありがとうございます!元々Growthが好きで1からずっと読んでいるのですがここで彼らが登場するとは…これからも更新楽しみに待ってます! (2019年6月14日 4時) (レス) id: 7ebd59770b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪藤 | 作成日時:2019年6月13日 10時

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