ALIVE作曲組編5話 ページ35
『さて、何して遊ぶか』
みや｢私ねー、枕投げやりたいの！｣
3つ並んだ布団の上に4人で座り、みやちゃんが枕をがしっと掴んだ。
衛｢いいけど…大丈夫かな？襖吹っ飛ばない？｣
空｢A先輩の枕を全力で受け止めれば大丈夫かな？｣
『なるほど、私が怖いのか。よし左手でやろう』
衛｢手加減してもらえた｣
じゃんけんしてチームを組んで、押し入れからあるだけ枕を引っ張りだした。(合計5個ゲット)ちなみにチームは空とみやちゃん、私と衛だ。
空｢よ、よよよろしくね？｣
空はまだちょっと怖いらしく、声が震えている。
衛｢Aちゃん、俺を盾にする気満々でしょ｣
『ばれたか。頼んだ』
さり気無く衛の背中にくっついてたら衛に前に引っ張りだされた。ひどい…こうなったら…！
『衛いい匂いするんだもんっ！(ぎゅー)』
衛｢Aちゃん！？そんな子供みたいな事言って…！え、待って何してるの？Aちゃん？？｣
空｢せんぱぁぁぁい！まもちゃん襲っちゃだめです！！｣
『襲ってないもん！ただちょっと衛の浴衣の中に…』
衛｢アウト！！｣
みや｢隙ありぃー！！｣
衛｢今投げるの！？｣
みやちゃんの投げる枕、割と痛かった。
みや｢次なにするー？｣
『え…まだやんの(息切れ)』
枕投げ大戦争を終えた私達は、くたくたで布団に倒れ込んだ。目を閉じたら寝てしまいそうだ。
みや｢だって、みんな明日には帰るんでしょ？だからもっとお話とかしたいのー｣
衛｢そっか…みやちゃんは座敷童子だから、他の人には見えないのか…｣
空｢うーん…あ、みやちゃん！音楽好き？｣
みや｢音楽？｣
空｢うん！一緒に歌わない？｣
みや｢…！歌う！｣
空｢よし来た！…ふっ、実は俺とまもちゃんは、アイドルであり作曲家なのだ…！｣
みや｢おぉー！｣
空はみやちゃんに慣れたらしい。みやちゃんにSOARAの曲を歌って聴かせ始めた。みやちゃんも嬉しそうに歌を聴いている。
衛｢ピアノとかあればよかったんだけどね｣
『さすがにないな…』
そう言って笑い合い、私達は空の歌声に合わせて歌い始めた。
みや｢すごーい！もっと聴きたい！私も歌う！｣
1曲歌い終えると、みやちゃんは目を輝かせながら拍手してくれた。
衛｢うん、一緒に歌おう！｣
『Growthの曲もおすすめだぞ？』
空｢さぁ、音楽をはじめよう！｣
私達4人は、寝落ちするまで歌い続けた。
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雪藤(プロフ) - 未來さん» はじめまして、こんにちは。こちらこそ、コメントありがとうございます！1から読んでくださっているのですね、本当にありがとうございます！これからもだらだらとやっていきますので(笑)どうぞよろしくお願い致します！ (2019年6月14日 9時) (
レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
未來(プロフ) - 初コメ失礼します。Infinit0を出していただきありがとうございます！元々Growthが好きで1からずっと読んでいるのですがここで彼らが登場するとは…これからも更新楽しみに待ってます！ (2019年6月14日 4時) (レス) id: 7ebd59770b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪藤 | 作成日時：2019年6月13日 10時
