ALIVE作曲組編3話 ページ33
雪宮side
…今更ながら、タイトルが謎なことを謝ります。空と衛とお仕事だからALIVE作曲組編とか言いました…。すみません…
衛「…Aちゃん、誰に拝んでるの??」
『…ん?あぁ、衛か。お疲れ様、終わった?』
衛「お疲れ様、1日目は無事終わったよ。」
にこにこと話す衛に癒されていると、後ろから空が走ってきた。
空「お疲れ様でーす!」
『お疲れ、笑顔が可愛いなぁ空ー!』
可愛らしい笑顔で走ってきた空の頭をわしゃわしゃっと撫でると、空は嬉しそうに笑いつつも「やめてくださいよー!」と言っていた。可愛い。
衛「ふふ、じゃあホテル?旅館?行きましょう?」
『旅館だね、行こうか。入口に人形いっぱい並んでるかなぁ?』
空「ぎゃーやめてくださいよ先輩!怖いからー!」
そう言って泣き付いてくる空を見て、いつだったか遊園地のお化け屋敷に入ったことを思い出した。
『空って、面白いよね』
空「え、いきなり…褒め言葉ですか??」
『多分』
「「多分」」
とりあえず、旅館へレッツゴー
空「お邪魔しまー…ぎゃー!!」
衛「ぅおわっ!?な、なになに!?」
旅館の扉を開けた空は、出たー!と叫びながら衛にしがみついた。
空「お、女の子…!」
『女の子?……誰もいないぞ?ほら、入ろう』
空「え?えっ?いない?誰も!?」
玄関には人形すらなかった。呼び出し用のベルを鳴らすと、奥から優しげな雰囲気の女将さんが来た。
女将「いらっしゃい。予約の方ですか?」
『はい、ええと…予約した藤村です』
衛「俺の名前で予約したの?」
『若月さんが予約してくれたって皆人くん言ってた』
女将「藤村さん…3名様だね、桜の間へどうぞ。あっちの階段を上がればわかるよ」
『ありがとうございます。…衛、同じ部屋だ』
衛「わー…やったー…」
空「やったー!トランプやりましょう先輩!」
温度差がすごい。ていうか普通に同じ部屋か。
衛「おぉぉ…綺麗な和室!」
空「広い!ひゃっほう!!」
『こーら、はしゃぐな。さて…温泉行ってきなよ?露天風呂とかあるみたいだぞ』
空「先輩、混浴ありますよ!」
『ほぉ…私は女の子と入りたいからごめんな』
空「え、すごい振られ方」
衛「そもそもいるのかな、女の子」
空「……。…そういえば、さっきのは…」
『……お化けじゃないか?』
空「ぴえぇぇ」
ちょっとおどかしてみたら、空は衛に泣きついてしまった。可哀想に、お風呂行こっと。
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雪藤(プロフ) - 未來さん» はじめまして、こんにちは。こちらこそ、コメントありがとうございます!1から読んでくださっているのですね、本当にありがとうございます!これからもだらだらとやっていきますので(笑)どうぞよろしくお願い致します! (2019年6月14日 9時) (レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
未來(プロフ) - 初コメ失礼します。Infinit0を出していただきありがとうございます!元々Growthが好きで1からずっと読んでいるのですがここで彼らが登場するとは…これからも更新楽しみに待ってます! (2019年6月14日 4時) (レス) id: 7ebd59770b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪藤 | 作成日時:2019年6月13日 10時