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ALIVE作曲組編1話 ページ31

藤村side

ツキプロの大先輩にしてGrowthのサブマネージャーのAちゃん。彼女は、とても優秀で、優しくて、綺麗で可愛らしい女性なんだけど…なんか、いろいろと大変な人なのである。



『衛、空、今日明日よろしくな?』

空「よろしくお願いします!」

今回は俺と空くんの仕事で、Aちゃんは2日間付き添い。場所が寮から遠いから、お泊まりだね。

衛「よろしく、Aちゃん。頑張りましょう!」

ゆるくガッツポーズをして返事をすると、Aちゃんもにこにこしながらガッツポーズしてくれた。その表情は同い歳とは思えないくらい幼くて、可愛かった。

『さて、じゃあ車に乗って?レッツゴー!』

「「ゴー!」」

半ば遠足気分で、俺たち3人はちょっと遠い現場へと向かって行った。



空「いやー、楽しみだねぇまもちゃん!2人でお仕事ですよー!」

衛「楽しみだね空くん!Aちゃんもいるし、みんなで頑張ろう!」

俺たち2人は作曲組としてそれぞれのユニットの新曲の宣伝を兼ねて、とある旅番組のゲストとして向かっている。ちなみに現地集合らしいです。

空「2日間かけての撮影ですよね?美味しいものいっぱい食べれるかなー?」

『そうね、私達が向かっているところは美味しいものいっぱいあるから、時間があまったら奢ってあげるわ』

空「まじですか!?やったー!先輩優しー!」

『ふふ、もちろん、衛にもね?』

衛「気持ちはありがたいけど、いつもケンくんやリョウくんにいっぱい奢ってるんだから…俺はいいよ?」

その代わり空くんにいっぱい奢ってあげて?と笑うとミラー越しにAちゃんが困ったように小さく笑ったのが見えた。

『いっぱい、ね…そんなつもりは無いのだけれど、ついつい甘やかしてしまうのかもね』

空「A先輩がお母さんになったら、お子さん、いっぱい愛してもらえそうですよね。というか、まもちゃん達羨ましいくらい愛されてるよね」

衛「え、そう?…そうかも。俺、たまにAちゃん見てて、お母さんってこんな感じかなって思う時があるんだよね」

『…お母さんか…どうだろう。私が知っているのは始のお母さんだから…あの人が基準なんだよな』

少しだけ沈んでしまった声を聞きながら、そういえばAちゃんは始くんのお家の養女だって聞いたことを思い出した。

ALIVE作曲組編2話→←ツキプロただの会話集



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雪藤(プロフ) - 未來さん» はじめまして、こんにちは。こちらこそ、コメントありがとうございます!1から読んでくださっているのですね、本当にありがとうございます!これからもだらだらとやっていきますので(笑)どうぞよろしくお願い致します! (2019年6月14日 9時) (レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
未來(プロフ) - 初コメ失礼します。Infinit0を出していただきありがとうございます!元々Growthが好きで1からずっと読んでいるのですがここで彼らが登場するとは…これからも更新楽しみに待ってます! (2019年6月14日 4時) (レス) id: 7ebd59770b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪藤 | 作成日時:2019年6月13日 10時

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