ツキプロドッキリ打ち合わせ編3話 ページ3
『さて、じゃあ確認しましょう』
昼食を奢ってもらった私は広げていた企画書をまとめ、私は目の前に座る呂庵と零さんを見た。
『このリストに乗っている14人、ひとりひとりに私がドッキリを仕掛ける。呂庵と零さんも仕掛け人だけど…主に動くの、私だよね』
呂庵「そうだね。Aちゃんがターゲットにキ…」
『しーっ。どこで誰が聞いているかわからんから、言わないで?うちの子とか特にやばいから』
主にコウと剣介。いろいろと恐ろしいんだよな。
零「そんなにか…Growthは強敵なんだな」
『そうなのです。特にコウは、鋭いです。あいつだけ内容変えたいくらいですよ』
知らぬ間にコウが私の中で恐ろしい奴になっている。普段は本当に可愛げがあって、礼儀正しくて…とても可愛い弟兼後輩なんだけどな!
『あとは隼ですね…本音を言うと超怖い』
呂庵「なんかわかる。俺も怖い。でもそれ以上にわくわくしてるよ!楽しみ!」
零「呑気だな」
『その呑気さは直接手を下さないからだろうな』
さて、ここでお先に内容をお話しましょう。ざっくり言うと、寝ているターゲットにお目覚めのキスをするドッキリです。某ドッキリ番組に似たようなのありますよね。面白そうだからって社長が私を指名したんだけど…
『…よくわからんな?』
呂庵「Aちゃん、別名眠り姫だもんねー」
『そうなのか?…なるほど、じゃあ逆眠り姫だな!タイトルが決まった!やったぁ』
零「よかったな(なでなで)」
『さてさて、タレントの寝顔と寝起きの可愛い反応、ダブルでお届けしちゃいましょー!』
呂庵「おーっ!」
零「ちなみに、シチュエーションとしてはどんな感じなんだ?」
『あぁ、あの…志季さんとか、始、リョウ、柊羽あたりは完璧に寝かせたいので、マッサージとか、気持ちよくさせてそのまま寝かせる方向で』
呂庵「いいなぁ、マッサージ」
『私がやってあげよっか?』
呂庵「んー、やめとくー」
零「Aちゃんのマッサージは気持ちいいことは気持ちいいが…人前ではやられたくないな」
『なんだそりゃ。まぁいいや、剣介や衛、宗司…春くんあたりは撮影でホテルに泊まるらしいからそこを狙おう』
呂庵「よーし、あとは各マネージャーさんと相談だね!成功させるぞー?」
一同「おーっ!」
声を潜めつつ私たち3人は頑張ろう、とお互いを励まして笑った。
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雪藤(プロフ) - 未來さん» はじめまして、こんにちは。こちらこそ、コメントありがとうございます!1から読んでくださっているのですね、本当にありがとうございます!これからもだらだらとやっていきますので(笑)どうぞよろしくお願い致します! (2019年6月14日 9時) (レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
未來(プロフ) - 初コメ失礼します。Infinit0を出していただきありがとうございます!元々Growthが好きで1からずっと読んでいるのですがここで彼らが登場するとは…これからも更新楽しみに待ってます! (2019年6月14日 4時) (レス) id: 7ebd59770b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪藤 | 作成日時:2019年6月13日 10時