逆眠り姫。後編《剣介》 ページ16
剣介「こんにちはー、Growthの八重樫剣介です!よろしくお願いします!…あれ、こんばんは?」
呂庵「放送時間的にこんばんはかな?多分」
さっそく1人目、Growth3人目の八重樫剣介。あの子は…あの子の話によると、私のファーストキスを奪ったらしい。よくわからんけど
いつも通り(?)軽いトークをして、ちょっと企画とかやった後にマッサージをして眠ってもらった。(この辺の流れいつも雑でごめんなさい)
呂庵「さ、Aちゃんの出番だよ…!(小声)」
『任せろ、後編もいい寝顔撮ってやる(サムズアップ)』
零「主旨がズレてきたな」
眠ってしまった剣介と2人きりになって、ゆっくり近付いて寝顔を観察した。優しく髪を撫で、頬を撫でてから噛み付くようにキスをした。
剣介「…っんん…!?…っ!!」
相当驚いたらしい。びくっと大きく肩を揺らした剣介は、反射的に私の腕を掴んで引っ張り、自分が寝転がっていた台に私を押し倒した。
『……ってて…』
剣介「…!?あっ、A姉!?ごめん、反射的に…つい、身体が勝手に…!」
『…今更になって教えた成果が出るとは……よくやった、えらいぞ剣介。でもすげー痛い』
剣介「わーごめんって!怪我してない?ていうか、いきなり何やってんだよ!?」
『逆眠り姫というドッキリでな?私が剣介にお目覚めのキスをお見舞いしてやるドッキリだ』
剣介「は…?」
私の上に跨ったままの剣介は、顔を真っ赤にしながらぽかんとしていた。
剣介「いや、待って。意味わかんない」
『なにがわかんないの?』
剣介「だって…え?A姉、俺になにした?」
『髪を撫でて、頬を撫でて…キスした』
剣介「……なんで?」
『…仕事だから?』
剣介「なんでA姉の仕事なの?」
『社長に指名されたから?』
剣介「……なんで??」
一方、モニタリングルー厶では…
呂庵「……。」
零「……。」
呂庵「…始くん並の返しだったね」
零「Growthイチの運動神経の持ち主とは聞いていたが…まさかここまでとは」
呂庵「涼太くんに引き続き行きづらい…」
零「もうしばらく見てるか」
望月「すみませんネタばらししてあげてください!」
またしても皆人くんが止めに入った。
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雪藤(プロフ) - 未來さん» はじめまして、こんにちは。こちらこそ、コメントありがとうございます!1から読んでくださっているのですね、本当にありがとうございます!これからもだらだらとやっていきますので(笑)どうぞよろしくお願い致します! (2019年6月14日 9時) (レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
未來(プロフ) - 初コメ失礼します。Infinit0を出していただきありがとうございます!元々Growthが好きで1からずっと読んでいるのですがここで彼らが登場するとは…これからも更新楽しみに待ってます! (2019年6月14日 4時) (レス) id: 7ebd59770b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪藤 | 作成日時:2019年6月13日 10時