検索窓
今日:10 hit、昨日:1 hit、合計:7,285 hit

犬が20匹 ページ20

Aとコウが作ってくれたハンバーグはすごく美味しかった。…が、問題はその後だ

剣介「さっきからAが目を合わせようとしない…」

涼太「仕方ないよ。ケンがAに…」

剣介「わーわー!やめて!?俺はそうやって責められる為にリョウに話したんじゃないぞ!?」

『…!…リョウくん、知ってるの…?』

剣介「あっ、やば…」

怒られるかな、とAの様子を見ていると、彼女は困った顔でリョウの傍に座った

『…リョウくん、どうしよう』

涼太「どうしようって言われても。…まさかケンにおねだりするとは思わなかったし」

『あうっ…』

剣介「…まさか、Aにあんな変なこと教えた犯人は…リョウ?」

涼太「……キスをねだられて唇にしたのはケン」

剣介「わああああなんで言うの!?」


衛「…コウくん、俺たちは空気になろうか」

昂輝「そうだな。…温かい飲み物でもいれようかな」


剣介「A、お前なんて教わったの?」

『え…えっと…』

涼太「この間見てたドラマのキスシーンを見て、あれは何かと聞かれたから答えただけだけど?」

剣介「純粋なAの前で何見てんだよ…」

涼太「キスシーンのあるドラマなんてたくさんあるだろ。ていうか、いつの間にか隣で見てたんだよ」

『ごめんなさい…どうしても気になって』

剣介「まさか、リョウともしたんじゃ…」

涼太「するわけないだろ。俺は純粋なAを穢したりしない」

剣介「ぐっ…ごめんなさい」

昂輝「解決したか?はい、ミルクティー」

『わ、ありがとうございますっ』

衛「え、これ解決したの?」

俺が謝ったことで解決したと判断したコウが温かいミルクティーをいれてくれた。なにが解決したのか全くわかんないけど…ミルクティー美味しい

涼太「…ねぇA、いいこと教えてあげる」

『?』

涼太「ケンはね、Aのことを愛してるんだよ」

『あい、してる?』

剣介「涼太くん?頼むからもう何も言わないでくれるか??」

涼太「ふふ、頑張れA」

『…?う、うんっ』

首を傾げながら頷くAは、やっぱり理解してないのだろう。でももうこの話から離れたくて、俺は無理やり話題を変えた

剣介「美味しいな、ミルクティー!」

衛「無理やりだね」



そしてその日の夜、ちょっと遅い時間。コウが俺の部屋を訪ねてきた。

剣介「どうした?こんな時間に」

昂輝「少し…話したいことがある」

犬が21匹→←犬が19匹



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
設定タグ:八重樫剣介 , Growth , ツキプロ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪藤(・×・)(プロフ) - 紗由さん» こんばんは、ありがとうございます!サブマネシリーズと掛け持ちで頑張ります! (2021年4月11日 20時) (レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
紗由(プロフ) - こんばんは。新作うれしいです!がんばってください!更新楽しみにしています! (2021年4月11日 20時) (レス) id: 0ea605d8d3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪藤 | 作成日時:2021年4月11日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。