聖夜の天使ちゃん。編おまけ ページ32
☆お歳暮配達サンタさん
ー呂庵くんと零さんー
『篁珈琲お届けでーすっ！！』
呂庵｢え、なに？どうしたの｣
零｢Aちゃんか。サンタさんなのになぜお歳暮？｣
『あ、メリークリスマス。これ、志季さんからのお歳暮』
呂庵｢クリスマスプレゼントじゃないの？｣
『お歳暮です。ほら、篁志季って名入れののしついてますよ』
零｢本当だ…｣
呂庵｢えー、なんか不思議。クリスマスプレゼントは？｣
『じゃあ、クリスマスプレゼント』
呂庵｢おっ｣
『私からのお歳暮ギフト』
呂庵｢お歳暮かーいっ！なんでー！｣
『じゃ、確かに渡したんで。さよなら』
零｢あ…行ってしまった｣
呂庵｢あ、Aちゃんのお歳暮…美味しそうなお菓子だ｣
零｢…よかったな｣
ー始ー
『サタンが来たぞ』
始｢魔界へ帰れ｣
『というわけで、お歳暮ギフトのプレゼント』
始｢お歳暮好きだな。随分と大きいが…中身は？｣
『カニ』
駆｢かっ…！？｣
新｢なぬ…！？｣
恋｢あのデカさの…カニ！？｣
始｢…なるほど。今夜はカニか｣
新｢よっしゃ…！｣
恋｢カニパーティ…｣
駆｢すごい…｣
『…よかったな、始』
始｢…はぁ。そうだな(苦笑)｣
ー望月さんー
『皆人くん！今年もお世話になりました！はいこれ、メリークリスマス』
望月｢わぁ…クリスマスなのかお歳暮なのかいまいち判断が難しい箱が来ましたね｣
『クリスマスデザインの、のし』
望月｢さすが…｣
『中身はケーキです』
望月｢食べきれない予感。…そうだ、実家から色々送られてきたんです。今夜は一緒に食べましょう｣
『やった！皆人くんのご馳走！』
望月(これが目的だったんだろうな…)
ー昂輝ー
『メリークリスマス、と見せかけて…今年1年お世話になりました。お歳暮ギフトです』
昂輝｢ありがとうございます。…ずっしりしてますね｣
『オリーブオイルだからね。これで、コウがやたら高い位置からオリーブオイルをかけるの見れるかな？』
昂輝｢なるほど、それが目的ですか｣
『見たい。頼む、見せて』
昂輝｢…ふ、わかりました。じゃあ、さっそくオリーブオイルを使うお料理をしましょうか。手伝ってくださいね｣
＞＞＞
昂輝｢いきます｣
『｢おぉ〜｣』
剣介｢かっこいい｣
涼太｢かっこいい｣
衛｢どうしよう、俺もかっこいいしか言えない｣
『結論、かっこいい』
ほぼお歳暮でした。
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作者名：雪藤 | 作成日時：2019年12月4日 15時
