スタンプラリー編5話 ページ12
というわけで、私は始と隼を連れてFluna、Seleasのメンバーに会いに行くことに
始「余計なことしなきゃ問題ない」
『余計なこととは』
隼「求婚じゃないかな」
…というしょうもない会話をしながらやって来たのはとある撮影スタジオ。奇跡的にそこでこれから撮影がある始と隼のおかげですんなり入れた。
隼「今から君は僕らのマネージャーだ」
『マネージャーのフリすればいいのか?』
始「なんなら妹ですって言ってもバレないだろ」
『喧嘩売ってんのか』
雪「…あ、始さん?」
廊下を歩いていると早速雪を発見。雪と椿なら接触を許されてるからね、話してOKなのですよ
『雪ー!衣装めっちゃ可愛いな!』
雪「姉様!ふふ、ありがとうございます」
隼「A、本題を忘れていないかな?」
『はっ!…こほん、雪。これを』
忘れてた。始のバッグに突っ込んでおいたスタンプラリーセットを雪に渡すと、彼女はしばらくそのセットを眺めた。
雪「…ものすごく、クオリティが」
始「Aの手作りだそうだ。俺のもある」
『女の子にはインクもセットです』
隼「僕もインクもらったよ、白の」
始「スタンプを押すところも白いけどな」
隼「光を当てると発光するんだよ」
そんなインクあげてない。隼のことは放っておこう、と自分に言い聞かせ雪の方を見る。彼女もまた子供みたいに喜んでいた。
雪「姉様のスタンプもあるんですか?あるなら1番目は姉様のスタンプが欲しいなぁ…なんて」
『…可愛い』
始「A」
『痛い、頭粉砕する…っ』
始にいじめられながら、雪とスタンプ交換しました。
麗奈「すっごーい!似てる!可愛い!」
椿「…始様、スタンプ交換しましょう」
『なんか、女子いっぱい…新鮮…』
祭莉「Aさんお久しぶり」
千桜「Aさんって、なんで接触禁止になったんですかー?」
クリス「それはAが変なことしたからでしょ?」
うわぁ…女子いっぱい…眼福…(昇天)しばらく無言で女神達を眺めていると、ちょんちょんと肩を叩かれた。
瑞希「ごきげんよう、Aさん」
『…!瑞希』
瑞希「ふふ、素敵なスタンプをありがとうございます。…よければ、Aさんのスタンプ、頂けますか?」
結乃「あ、Aさん!私も欲しいです」
『…女の子と、スタンプ交換』
始「帰ってこいA」
隼「幸せそうだね」
とっても幸せだ、生きてて良かったよ。
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作者名:雪藤 | 作成日時:2019年11月1日 19時