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続き ページ31

「「「いただきまーす」」」

『はいどうぞ召し上がれ。私は昂輝くんを起こすね?』

子供ができた気分だ。といっても、私にはちょっと大きい気がするが。とくにそこのお兄さん。

衛「…?どうしたんです?」

『ん?なんでもないよ。冷めないうちにどうぞ』

苦笑いをして昂輝くんに近づく。相変わらず可愛らしい寝顔だ。…いや、普段も可愛らしいよな。羨ましいな昂輝くんかわいい。

昂輝「…ん、ぅ……おかあ、しゃ、ん?」

『おはよう昂輝くん、お母さんじゃないよマネージャーさんだよ?』

お母さんか、こんな可愛らしい息子いたら毎日幸せだね。綾乃さんがちょっと羨ましいな

昂輝「まねー、じゃー?」

こてんと首をかしげてこちら見上げる昂輝くん。やめて見ないでお姉さん死んじゃう。

『うっ…あ、朝ごはん出来てるから、一緒に食べよう?ねっ』

昂輝「…うん」

とりあえず朝食は食べさせたぞ。その後はさっさとお皿を洗って、洗濯とかもやって、一通りの家事はこなしました!



『はー…やったぞ私…』

衛「ごめんね、ありがとうAさん」

『いえいえ、お気になさらず』

子供達は静かにお絵描きをしている。今は衛さんに紅茶を入れてもらってお休み中だ。すると、誰かが私の足にしがみついてきた。

『わっ…な、なに?どうしたの涼太くん?』

涼太「おかあしゃん、これあげる」

いつの間にか彼らの中で、私がお母さんになっているらしい。涼太くんに渡された紙を受け取り、見てみるとアライヌくんが描いてあった。

『かわいいね、アライヌくんだ!これ、私がもらっていいの?』

涼太「うんっ、だから、おかあしゃんもいっしょにおえかきしよ?」

ちょいちょいスカートを引っ張りながらだめ?と首をかしげて見上げる涼太くん。わかってやってるのかと言いたくなったけど、かわいいから許そう。

『いいよ、一緒に遊ぼうか』



衛くんも一緒にしばらく子供達と遊んでいると、一番はしゃいでいた剣介くんが私の腕にくっついて、首に顔を埋めてきた。

『…ん、剣介くん?』

剣介「おなかすいた…」

昂輝「おれも、おなかすいた」

昂輝くんも反対側の腕にくっついて来て、二人してお昼をねだってくる。…かわいい。

『わかりました、じゃあ今から作るから、衛くんと遊んであげて?』

衛「あれ、俺が遊んでもらうの?」

涼太「まもる、あそんであげる」

三人が衛くんにくっついた。なんの遊びをするのかきになるけど、お昼が先です。

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雪藤(プロフ) - あいりさん» コメントと応援ありがとうございます!まだまだ初心者ですが、これからも頑張ります!(*´∀`*) (2019年2月14日 17時) (レス) id: e3a335fc77 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - コメント失礼します! とってもいい作品でした!これからも応援してます! (2019年2月14日 16時) (レス) id: 6a2f1ef967 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪藤 | 作成日時:2019年2月12日 23時

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