ソユンの企み ページ6
「ごめんね、いつも心配かけちやって....」
えへへと笑うと、
ソユンちゃんが言った。
「先生、いい事あるから元気出して！」
それだけ言うと、その場を立ち去り、クラスに入っていった。
私もその後についてクラスに戻った。
次の日の延長保育のお迎え時。
皆んなお母さんのお迎えを終え帰って行き、最後まで残っていたのはソユンちゃんだけだった。
「今日はお母さん、遅いね」
一緒に折り紙を折りながらソユンちゃんに言うと、
ソユンちゃんはそれには答えず、心配しているようでもなく、
ただニコニコしているだけだった。
「出来た！」
ソユンちゃんはお星様の折り紙をいくつも作り、絵を描いた画用紙にペタペタと貼り付けていた。
私はお母さんが来てないか、時々外へ出て見ていた。
保育時間がいよいよ終わりになろうとする時間が近づいてきていた。
しかし、相変わらずソユンちゃんは鼻歌を歌いながら、作品作りに没頭していた。
ソユンちゃんの作品が出来上がった時、門の所で怪しい人影が入ってくるのが見えた。
え？？まさか、不審者...
帽子を深く被り、サングラスをしている男がいた。
帽子から見える茶髪の髪。黒い服を着た男性がキョロキョロしながらこっちに来る。
年齢は…若そうだ。
あんな人今まで保護者の中で見た事もない。
かなり怪しい。。。
私は恐怖に包まれた。
その人物は行く方向を変えず、真っ直ぐこのクラスに向かって来る。
どうしよう？！
もしかしたら刃物とか持ってるかもしれない。
まず私をやって、園児を誘拐。
それか、私もソユンちゃんもどっちもその場でやられる。
私がやられても、園児だけは守らなければ！！
私はソユンちゃんに気付かれないよう彼女の前に移動し、
ソユンちゃんが怪しい人物から見えないように、彼女の前に立ち塞がった。
怪しい人物が目の前に来て、
いよいよだなと構えたその時、
「ジウォン！！！」
私の後ろにいたソユンちゃんが私の横をすり抜けて怪しい人物に駆け寄って行く。
「ソユンちゃん！！」
私は慌てて止めようとした。
が、
あ、あれれ？
ソユンちゃんが怪しい人物の前に駆け寄ると、怪しい男はしゃがみ込み、
「こらぁ、ジウォンオッパ！だろ？」
と言い、ニコニコしてソユンちゃんの頭を撫でた。
誰？？？
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Yuki(プロフ) - Leeさん» 失礼しました！とりあえず直せる所は直しました。またちゃんと確認してみます。読んでくださってありがとうございます。 (2018年4月2日 21時) (
レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
Lee(プロフ) - いつも楽しみに小説読ませて頂いています。ただ、たまに先生の名前が変換されてない時があります。そして、一応がいちおうではなくいちようとなっています。そこの２つを直していただければと思います。上から目線ですみません。 (2018年4月1日 14時) (レス) id: 5073b0f41b (このIDを非表示/違反報告)
YUPPY(プロフ) - あかねさん» コメント頂きありがとうございます(^^)しかも、楽しみにして頂いてるなんて、嬉しい限りです(涙)これからも、宜しくお願いします(^^) (2018年3月27日 20時) (レス) id: 8d05525993 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - あかねさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私も更新頑張れそうですT^Tありがとう！！ (2018年3月25日 7時) (レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます！毎日更新が楽しみで仕事も頑張れます！続き楽しみにしてますね！ (2018年3月25日 3時) (レス) id: 260b7cf703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuki | 作成日時：2018年3月1日 12時
