聞き捨てならん ページ47
ーその頃。
寮ではバビが部屋で1人、スマホを眺めながら悩み中。
A先生に電話しようか…
今日はやめとくか…いや、電話しようか…
まだお店も決めてないしな…
ただ声が聞きたいってだけで電話をしてもいいものか…
ウザいと思われるのも嫌だしな…
こー見えて自分の事は結構悩む優柔不断な俺。
ああ〜、やっぱり今日は辞めとこ！
俺は部屋を出ると、トイレに行こうとするハンビンに気付き声をかけた。
「あれ？ハンビナ、今日ユキんとこ行ってなかったの？」
ハンビンは無愛想に、
「あー、今日はA先生が家に来るから来ないでってさ！酷いよね…」
と言ってトイレのノブに手をかけた。
俺は慌ててハンビンの肩を掴んだ。
「ちょ、ちょ待って！なんでそれ教えてくれないの！？」
いきなりのバビのペースに付いていけないハンビン。
「え？断られた事？」
「違うわ！A先生が来てるって事だよ！！」
「あ、そっちね。
何か…訳ありみたいだったから…」
なぬ！？
「何！！！訳ありって！！！！」
俺は勢いよくハンビンの両肩に手をかけ肩を揺さぶる。
俺に肩を揺さぶられ、されるがままに答えるハンビナ。
「さぁ。ユキは何も教えてくれなかったから詳しくはわからない…」
そうか…
それなら…
一瞬考え、
俺はハンビナの両肩をバシバシと叩き、
「よし！行こう！！今から！！」
と言った。
メラメラと何かが燃えてきた！！
「えーーー！！！」
と目をまん丸くして驚くハンビナ。
しかし、アイツは何だかんだ嬉しそうだった。
俺は急いで部屋に戻り、最近買ったお気に入りのTシャツに着替えた。
臭くないよな？
クンクンと自分の体臭を確認し、愛用の香水をキツくない程度にふり、チャチャっと髪を整え、意味もなくウインクしてみた。
うん、こんなもんでいいかな。
あんまりカッコつけすぎも良くないしな。
お気に入りの時計を付け、財布とスマホをポケットに突っ込むと、ハンビンの部屋をノックせずに入っていった。
ハンビナはまだ着替えの最中だった。
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Yuki(プロフ) - Leeさん» 失礼しました！とりあえず直せる所は直しました。またちゃんと確認してみます。読んでくださってありがとうございます。 (2018年4月2日 21時) (
レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
Lee(プロフ) - いつも楽しみに小説読ませて頂いています。ただ、たまに先生の名前が変換されてない時があります。そして、一応がいちおうではなくいちようとなっています。そこの２つを直していただければと思います。上から目線ですみません。 (2018年4月1日 14時) (レス) id: 5073b0f41b (このIDを非表示/違反報告)
YUPPY(プロフ) - あかねさん» コメント頂きありがとうございます(^^)しかも、楽しみにして頂いてるなんて、嬉しい限りです(涙)これからも、宜しくお願いします(^^) (2018年3月27日 20時) (レス) id: 8d05525993 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - あかねさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私も更新頑張れそうですT^Tありがとう！！ (2018年3月25日 7時) (レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます！毎日更新が楽しみで仕事も頑張れます！続き楽しみにしてますね！ (2018年3月25日 3時) (レス) id: 260b7cf703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuki | 作成日時：2018年3月1日 12時
