電話の向こう ページ38
ハンビン君がバビに答えてる。
「A先生」
すると半分本気なバビの声が大きく響く。
「何やってんだよー！！！」
ああ、声聞こえるだけで幸せ。
なんだか近くに感じる。
もうバビの声とその内容しか耳に入ってこない。
キュン…
って幸せを噛み締めていると、電話の向こうで何やらガサガサ聞こえる。
？？？？
耳を澄ませていると突然、
「もしもし？」
とジナン君ではない声。
さっき後ろで聞こえてた声がすぐ側に来て、キュンキュンのドキドキが止まらない！！
バビ！！！
ちょっとマジな、バビのもしもし？が頭の中をリフレインする。
女を出してるんじゃなく、緊張して精一杯の私らしくもない声が出る。
「もしもし…」
と答えると、バビの優しい声の質問が返ってきた。
「ジナニヒョンと何話してたの？」
「えっと…帰ったらご飯行こうって」
って答えると、
「あー、行かなくていいから。アハハ」
と、笑って答えるバビ。
「えっ？」驚く私。
どーゆー事…？
私は来ちゃダメって事？
来なくていいってどーゆー事？？？
気になり出すと止まらない。
やっぱり皆んなが行く所に私が入るとマズいんだ…
こないだ、バビが私のマンションまで送ってくれるのを誰か見てて、ファンから苦情が入ったとか？
もしかして私何かやらかした？
ま、まさか私、バビに嫌われてる！？
さっきまでドキドキして、地面に足が着いてないくらいウキウキして今にも飛んで行きそうだった気持ちは、どん底へ突き落とされたみたいに心が重たくなった。
「俺と行こう」
へ…？
「俺と2人で行こう。何食べたい？」
「えっ…」
バビの言葉にびっくりして思わず声が出てしまった。
「俺と行くのは、嫌？」
「違うっ！！」
「違う違う！！違う違うっ〜！！」
違うを繰り返す私。
A「行きたいです！何でも食べます！」
バビ「アハハ！何でも食べますって！！」
笑い出すバビ。
「じゃ、俺が店決めていい？」
「はい、もちろん！何処でも行きます！」
ふふ、と笑うバビ。
「何処でも、ね。帰ったらまた連絡する！」
「はい！」
電話を切ろうとすると、「あっ」とバビの声がまた聞こえた。
素早くまた耳に電話を戻すと、
「ジナニヒョンに連絡先教えてないよね？
聞かれても教えないでね！」って。
「えっ？はい…」
って私が言い終わらないうちに、
「ハンビナ、ありがと」って言うバビの声が聞こえてきて私もすぐユキさんに電話を返した。
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Yuki(プロフ) - Leeさん» 失礼しました！とりあえず直せる所は直しました。またちゃんと確認してみます。読んでくださってありがとうございます。 (2018年4月2日 21時) (
レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
Lee(プロフ) - いつも楽しみに小説読ませて頂いています。ただ、たまに先生の名前が変換されてない時があります。そして、一応がいちおうではなくいちようとなっています。そこの２つを直していただければと思います。上から目線ですみません。 (2018年4月1日 14時) (レス) id: 5073b0f41b (このIDを非表示/違反報告)
YUPPY(プロフ) - あかねさん» コメント頂きありがとうございます(^^)しかも、楽しみにして頂いてるなんて、嬉しい限りです(涙)これからも、宜しくお願いします(^^) (2018年3月27日 20時) (レス) id: 8d05525993 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - あかねさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私も更新頑張れそうですT^Tありがとう！！ (2018年3月25日 7時) (レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます！毎日更新が楽しみで仕事も頑張れます！続き楽しみにしてますね！ (2018年3月25日 3時) (レス) id: 260b7cf703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuki | 作成日時：2018年3月1日 12時
