違うお誘い ページ34
「あらま、ライバル出現」
廊下でA先生のクラスを見ている人物がポツリと呟いた。
「うかうかしてられないな…」
と言うと、ニヒルな笑みを浮かべた。
そこへ、その人物の携帯が揺れる。
[ヒョーン、今日メシ行きましょ！]
と、ラインの文字。
学生時代の後輩、スンリからだ。
断る理由もないので、[了解]とだけ返信した。
今日の私はいつも通り特に予定もなく、家路に着いた。
家に入ると、あの日私が家に入るまでずっと見ていてくれたバビを思い出す。
嬉しかったな…
また会いたいな…
ソユンちゃんのお迎えにまた来ないかな…
って、彼はライブで只今海外公演中だ。
会いたい気持ちを抑え、代わりにDVDでも見ることにした。
部屋着に着替え、テレビの前でDVDをごそごそと探していると、
テーブルの上に置いてたスマホがブルブルと震えた。
画面を見ると、ジヨン先生からだった。
えっ、何だろう。
うちのクラスの子に何かあったのかな！？
私は急いで電話に出た。
しかし、内容は全く予想していたのと違うものだった。
ジヨン先生から、「予定が無ければ今から飲みませんか？」というお誘いだったのだ。
しかも、2人じゃなんなのでお友達も連れて来てください、との事。
断れるわけもなく、「是非」と答えて電話を切った。
友達…
片っ端から友達に電話をかけた。
しかし、急すぎて皆んな予定があるか、仕事中で誰も捕まらない。
その時、ユキさんを思い出した。
ハンビン君は今韓国にいないし…いちかばちかでかけてみた。
電話は直ぐに繋がり、さらっと「いいよ〜！」という返事が返って来た。
「ありがとう！ユキさん！！」
ああ、良かった！ユキさん様様だ！！
私達は待ち合わせ場所を決め、電話を切った。
部屋着からまた着替え直した。
待ち合わせ場所に行くと、なんだか違和感のあるユキさんの姿を見つけた。
違和感は直ぐにわかった。
こないだと変わって、バッチリメイクでなんだか露出度も高いような…
それで雰囲気が違っていたんだと思った。
ミーハーっぽくなってる…
「ユキさん…なんか…こないだと違うね」
って言ったら、
「ああ、ハンビンが嫌がるからね」って。
「露出も怒られちゃうのよね」
「なるほど」
確かに。
ハンビン君は嫌がりそうだ。
歩きながら、
「ねね」と、今度はユキさんが聞いてきた。
「ジヨン先生ってどんな人なの？オジサン？」
私はジヨン先生の事をユキさんに教えた。
「私の尊敬する人」
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Yuki(プロフ) - Leeさん» 失礼しました！とりあえず直せる所は直しました。またちゃんと確認してみます。読んでくださってありがとうございます。 (2018年4月2日 21時) (
レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
Lee(プロフ) - いつも楽しみに小説読ませて頂いています。ただ、たまに先生の名前が変換されてない時があります。そして、一応がいちおうではなくいちようとなっています。そこの２つを直していただければと思います。上から目線ですみません。 (2018年4月1日 14時) (レス) id: 5073b0f41b (このIDを非表示/違反報告)
YUPPY(プロフ) - あかねさん» コメント頂きありがとうございます(^^)しかも、楽しみにして頂いてるなんて、嬉しい限りです(涙)これからも、宜しくお願いします(^^) (2018年3月27日 20時) (レス) id: 8d05525993 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - あかねさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私も更新頑張れそうですT^Tありがとう！！ (2018年3月25日 7時) (レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます！毎日更新が楽しみで仕事も頑張れます！続き楽しみにしてますね！ (2018年3月25日 3時) (レス) id: 260b7cf703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuki | 作成日時：2018年3月1日 12時
