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紳士 ページ32

あれれ?帰らないのかな?
「うん?」
って首をかしげたら、
「あっ、A先生がちゃんと家に入るまで見てる。こんな時間だし何かあるといけないだろ?」


キュン…

また胸を熱くさせられました。
マンションすぐ目の前なんだけどな…
でも、その優しさにますます惹かれてしまう。
もう、どーしてくれるのよ…

バビに
「じゃ」と言って歩き出す。



すると、
「あっ、A先生っ」って、引き止められる。

振り返ると、
バビ「A先生って彼氏いたりする?」

「えっ?」ってびっくりしたけど、
「いないです!」と直ぐに答えた。


バビ「そう、良かった。じゃ、また!おやすみ」
「はい、おやすみなさい」

私は自分のマンションへ入っていった。
心の中はドキドキしっぱなしだった。
階段を登って、2階の自分の家の前まで来ると振り返って見下ろした。
「えっ?」

まだバビがこっちを見てる。
見下ろす私に手を振ってくれる。
私も手を振った。
本当に入るまで見ててくれるんだ。
何て紳士なんだろう!


幸せな気持ちと少し寂しい気持ちが入り混じりながら、家の中に入った。

はぁ…

さっきの幸せな時間を胸に刻む様に、目を閉じて一息ついた。
それからハッと思い出した様に、玄関を入って直ぐの部屋に入り、急いで窓をガラッと開けて身を乗り出した。


まだいる!

私はもっと身を乗り出し、バビに見えるように手を振った。
バビも手を振り返してくれた。
そして、やっと車へ乗りこむバビ。
車のエンジン音が聞こえる。
そしてゆっくり動き出す。

私は車が見えなくなるまでずっと見ていた。

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設定タグ:IKON , バビ , k-pop   
作品ジャンル:恋愛
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Yuki(プロフ) - Leeさん» 失礼しました!とりあえず直せる所は直しました。またちゃんと確認してみます。読んでくださってありがとうございます。 (2018年4月2日 21時) (レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
Lee(プロフ) - いつも楽しみに小説読ませて頂いています。ただ、たまに先生の名前が変換されてない時があります。そして、一応がいちおうではなくいちようとなっています。そこの2つを直していただければと思います。上から目線ですみません。 (2018年4月1日 14時) (レス) id: 5073b0f41b (このIDを非表示/違反報告)
YUPPY(プロフ) - あかねさん» コメント頂きありがとうございます(^^)しかも、楽しみにして頂いてるなんて、嬉しい限りです(涙)これからも、宜しくお願いします(^^) (2018年3月27日 20時) (レス) id: 8d05525993 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - あかねさん» 嬉しいコメントありがとうございます!私も更新頑張れそうですT^Tありがとう!! (2018年3月25日 7時) (レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます!毎日更新が楽しみで仕事も頑張れます!続き楽しみにしてますね! (2018年3月25日 3時) (レス) id: 260b7cf703 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Yuki | 作成日時:2018年3月1日 12時

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