夢の様な時間 ページ30
小さくなる2人。
ハンビン君の手がユキさんの肩を抱いた。
「本当に仲良しなんだ…」
ポツリ呟くと、
「ハンビンはユキがいなくなったら死んじゃうじゃない？」と笑っていうバビ。
「そんな人に出会えるなんて、羨ましいよな…」
って、今度はバビがポツリと呟いた。
バビは…彼女いないのかな…
『バビの彼女』を意識するだけで少しドキンとした。
ソユンちゃんの家の前に到着した。
もう0時は回っている。
ソユンちゃんはすっかり夢の中だ。
「少し待ってて、行ってくる」と、バビ。
「お疲れなのにありがとね！」
とソユンちゃんのお母さんの声が聞こえた。
そして、すぐ車に戻ってきたバビ。
「よっこらせ」
ドスン！と私のシートが揺れるくらい座った場所は、助手席でもなく、誰もいない2列目でもなく、1番後ろの私の隣だった。
ー車に戻ってまたA先生の隣に座った。
彼女がコンサートに持って来てたペンライトが鞄の口の隙間からチラッと見えた。
俺はそのペンライトをずっと見てた。
なぜなら、I KONのペンライトの先には好きなメンバーのクランクを付けられる様になっている。
彼女が誰のクランクを付けているのか気になった。
だけど、流石に鞄から出さないとペンライトの先の部分は見えなかった。
これじゃあ気になって、今夜は眠れないじゃないかっ！
「A先生はアイコニックなの？」
「はい！もちろん！」
キラキラした顔で答えるA先生。
「デビューしてから直ぐに入会しました！」
「そうなんだ。ありがとう」
俺はキラキラした彼女に微笑む。
「で、誰の…」
と、言いかけてやめた。
「あ、いや、いいんだ」
もし、誰のファンか聞いて俺じゃなかったら…かなり凹むかもしれないと思った。
彼女は今日ですでにメンバーと仲良くなっていて、
また楽屋に招待するかもしれないし、遊びに来てくれるかもしれない。
もっと俺たちと仲良くなって、先生のファンが俺じゃない誰かだったら、きっとその誰かと仲良くしている所を見るのは嫌だ。
俺はだんだん彼女に惹かれている。
それが嫉妬という形になる事だけは絶対したくない。
でも…俺はそこまで強くもないし、嫉妬しない自信はないから。。。ー
アイコンがデビューしてからずっとバビを見てきた。
元気の出ない時も彼を思って頑張れた。
テレビの中のバビが大好きだった。
でも今は、隣を見れば彼がいる。
なんて不思議な巡り合わせなんだろう。
私の胸はずっとドキドキしていた。
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Yuki(プロフ) - Leeさん» 失礼しました！とりあえず直せる所は直しました。またちゃんと確認してみます。読んでくださってありがとうございます。 (2018年4月2日 21時) (
レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
Lee(プロフ) - いつも楽しみに小説読ませて頂いています。ただ、たまに先生の名前が変換されてない時があります。そして、一応がいちおうではなくいちようとなっています。そこの２つを直していただければと思います。上から目線ですみません。 (2018年4月1日 14時) (レス) id: 5073b0f41b (このIDを非表示/違反報告)
YUPPY(プロフ) - あかねさん» コメント頂きありがとうございます(^^)しかも、楽しみにして頂いてるなんて、嬉しい限りです(涙)これからも、宜しくお願いします(^^) (2018年3月27日 20時) (レス) id: 8d05525993 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - あかねさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私も更新頑張れそうですT^Tありがとう！！ (2018年3月25日 7時) (レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます！毎日更新が楽しみで仕事も頑張れます！続き楽しみにしてますね！ (2018年3月25日 3時) (レス) id: 260b7cf703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuki | 作成日時：2018年3月1日 12時
