園児の日常 ページ3
「あー！！A先生とソユン帰ってきた！！」
クラス女の子が何人か出てきた。
「ユンちゃん、まってたんだよ〜」
えへへと笑うソユンちゃんに、女の子が2〜3人
囲む。
「ねぇねぇ、一緒に家族ごっこしようよ！
お母さんがいないんだよねー」
他の子も、「ねー！」って。
皆んな可愛い。
「うん！やるやる！」
そう言ってソユンちゃんは皆んなとパタパタ走って教室に入って行った。
それを見届けてから、
エプロンからポロっとでたキーホルダーにそっと
触れる。
私が初めて一目惚れした人。
初めてのコンサートに行った時に見た、
バビの顔を思い浮かべる。
それだけで嬉しくなって、何だか元気が出てくる。
ソユンちゃんとバビに元気をもらった私も、いつもの足取りでクラスへ戻るのだった。
今日の午前中のお外遊びでの事。
ワーッと外に飛び出す園児に着いて行く私達。
保育士は１クラスに２人。
皆んなの後を追って、誰が何をしているか見回す。
ブランコとジャングルジムは、見てないと危ないので、遊んでいる子がいる場合は各遊具に先生がつく。
その日は3〜4人がブランコにいて、私は２人ずつ順番に遊ぶのを見ていた。
クラスでも大人しい方の男の子、ジホくんがちょっとブランコの上で立とうとしたり、
スピードが楽しくなってる様子だった。
「ジホくん、危ないから座ってね」
私が声をかけるとちゃんと遊んでくれた。
暫くすると、隣のジャングルジムで男の子同士が喧嘩を始めた。
ジャングルジムの一段目にいる子のズボンを、これから登ろうとする子が引っ張ってる。
横目でチラチラ見ながら、ブランコの子から目を離さないようにした。
すると、もう１人の先生が喧嘩の仲裁に入る。
１段目に登っている子を抱き上げてとりあえず下ろす。
２人の話を聞いてどうやったら解決できるか提案しているけど、男の子達は怒りが収まらず、クラスの中でも蛾が強いミンジュンくんは相手に飛びかかりそうな感じ。
しかし、こんな事は日常茶飯事で。
私はブランコの順番を見ながらチラチラジャングルジムの方にも目をやっていた。
もう１人の先生が喧嘩の仲裁をしている。
その反対側...あ、危ない！！
女の子がジャングルジムから片足を滑らせた。
素早く飛んで行き、落ちたか落ちてないかの瀬戸際で、女の子の両腕を捕まえた。
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Yuki(プロフ) - Leeさん» 失礼しました！とりあえず直せる所は直しました。またちゃんと確認してみます。読んでくださってありがとうございます。 (2018年4月2日 21時) (
レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
Lee(プロフ) - いつも楽しみに小説読ませて頂いています。ただ、たまに先生の名前が変換されてない時があります。そして、一応がいちおうではなくいちようとなっています。そこの２つを直していただければと思います。上から目線ですみません。 (2018年4月1日 14時) (レス) id: 5073b0f41b (このIDを非表示/違反報告)
YUPPY(プロフ) - あかねさん» コメント頂きありがとうございます(^^)しかも、楽しみにして頂いてるなんて、嬉しい限りです(涙)これからも、宜しくお願いします(^^) (2018年3月27日 20時) (レス) id: 8d05525993 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - あかねさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私も更新頑張れそうですT^Tありがとう！！ (2018年3月25日 7時) (レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます！毎日更新が楽しみで仕事も頑張れます！続き楽しみにしてますね！ (2018年3月25日 3時) (レス) id: 260b7cf703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuki | 作成日時：2018年3月1日 12時
