そんなつもりじゃないんだけどさ ページ12
じゃあ、どーして「ユキか…」なんて言ってしまった？
自分に聞いた。
それは…
分かっているけど、認めたくない…？
俺の中で何かの葛藤が始まっていた。
そーだよ、ちゃんとダンスレッスンして、筋トレして明日からまた仕事頑張るんだ、オレ。
ちょっと空きが出来たからといって、そっちの方にフラフラしてちゃダメだ!!
と真面目な選択をしたところに、
『せっかく空いた時間なんだから、普段出来ない事しといた方が後悔しないと思うよ』
真面目な顔をしたハンビンがボソッと俺に耳打ちした。
その言葉が俺の頭を占領して苦しめている。
bling-blingの途中だった。
ハッと体が止まった。
するとメンバーも止まってしまった。
「どーした？」ジナンが俺に聞く。
時刻は…5時!!!
「ごめん！！実は姉ちゃん倒れたんだ！」
「えええええぇ！！！？」
メンバーは声を合わせて驚く。
いきなり止まったかと思うと、発した言葉が家族の一大事だ。
びっくりするに決まってる。
しかし！すまん！！
俺は何も言わず、ハンガーに掛けてたジャケットを引ったくってスタジオを飛び出した。
声をかける間も無く飛び出して行ったバビに、メンバーは唖然とするだけだった。
「ねーちゃん倒れたって。お前何か知ってた？」ジナンがドンヒョクに聞いた。
「何も聞いてないよ」
「レッスン始まってから電話で誰かと連絡する様子もなかったし…」とユニョン。
「朝連絡があったのかな…」ジュネ。
「それなら直ぐに言ってくれたら良かったのに…」
ジナン。
チャヌ「お姉さん、大丈夫かな…」
皆んなが、何故、今？
と思っていた。
さっと綺麗なTシャツに着替え、慌ててタクシーに飛び乗る。
時刻は5時20分！
「もしもし？姉ちゃん？
ソユンのお迎えもう行った？
えっ、今から出るとこ！？
ちょちょちょっと待って！！
俺行くわ！今日迎えに来てってソユンに言われてるから！」
と適当な嘘をつく。
えっ？そーなの！？そんなの聞いてなかったと驚く姉ちゃん。
じゃ、お願いね〜ってあっさり任される。
よし！！
無意識にガッツポーズしたグーの手を見ながら、
何故ガッツポーズをする？
自分に聞く。
それは、
それは、
あの人に会いたいからだ!!!
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Yuki(プロフ) - Leeさん» 失礼しました！とりあえず直せる所は直しました。またちゃんと確認してみます。読んでくださってありがとうございます。 (2018年4月2日 21時) (
レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
Lee(プロフ) - いつも楽しみに小説読ませて頂いています。ただ、たまに先生の名前が変換されてない時があります。そして、一応がいちおうではなくいちようとなっています。そこの２つを直していただければと思います。上から目線ですみません。 (2018年4月1日 14時) (レス) id: 5073b0f41b (このIDを非表示/違反報告)
YUPPY(プロフ) - あかねさん» コメント頂きありがとうございます(^^)しかも、楽しみにして頂いてるなんて、嬉しい限りです(涙)これからも、宜しくお願いします(^^) (2018年3月27日 20時) (レス) id: 8d05525993 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - あかねさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私も更新頑張れそうですT^Tありがとう！！ (2018年3月25日 7時) (レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます！毎日更新が楽しみで仕事も頑張れます！続き楽しみにしてますね！ (2018年3月25日 3時) (レス) id: 260b7cf703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuki | 作成日時：2018年3月1日 12時
