仕事は辛いよ ページ1
ここは韓国。慌ただしい都会の街。
その街の有名私立幼稚園で私は働いている。
保育士になって3年目。
まだまだ新人...
と言いたい私とは逆に、凄い剣幕で私を見下ろす園長。
話をハイ、ハイと聞きながら、園長の顔をいつの間にか観察してしまう私の思考回路。
眉毛が...釣り上がってる...
人間って怒ったらこんな顔になるんだ。
私も気を付けないと...
「A先生！聞いてるんですか！！」
「は、はい〜〜〜っっ！！」
「保護者というものはですね、自分の子供が1番！
この園のレベルの保護者は常に周りを...
この園のレベルの教員としてやっていくには、
常に保護者の目を意識して...
この園のレベルの教育が問われるのは、
常に保護者の観察があって...
…………」
ハア〜
要するに園長先生は、
園児をえこひいきするな、と言いたいのだ。
えこひいきなんて、した覚えもないし、
する様な事は絶対ない。
でも、保護者の目からは私の１つの行動が
お気に入りの園児をえこひいきしている様に
見えたらしく、
今日の午前中の参観が終わった後に苦情が入った。
ここはお金持ちが通う、
いや、お金持ちしか通えない...
いや、お金持ちが寄ってくる、の方がいいかもw
お金持ちマダムの集まる幼稚園で、
そのマダム達の鋭い監視のせいで私は度々
園長に呼び出され、お説教をくらっている。
園児がした、とても素晴らしい行動を心から褒める事は、他のマダムにはえこひいきと映るらしい...
「まあまあまあ、それくらいでもういいんじゃない
ですか、園長先生。
彼女はただ素直に園児を褒めているだけで、保護者
の目なんて、教育には関係の無い事ですから」
いつも優しい主任のジヨン先生。
時々お説教される私の事を庇ってくれ、園長先生をやんわりなだめてくれる。
「それがそもそもいけないんですよ！ジヨン先生！
彼女は今回だけではないんですよっ。
この園のレベルになってくるとですね、保護者の目というものは必ずついてくるんです！
それを彼女は軽く考えているからこうなるんです！」
「これは、園としての評判に繋がるわけで…
「はいはいはいはい、もう充分喋ったでしょう、園長せんせ。
もうA先生も教室に戻りなさい。
子供達が待ってますよ」
ジヨン先生が割って入ってくれたお陰で私は園長先生から逃れられた。
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Yuki(プロフ) - Leeさん» 失礼しました！とりあえず直せる所は直しました。またちゃんと確認してみます。読んでくださってありがとうございます。 (2018年4月2日 21時) (
レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
Lee(プロフ) - いつも楽しみに小説読ませて頂いています。ただ、たまに先生の名前が変換されてない時があります。そして、一応がいちおうではなくいちようとなっています。そこの２つを直していただければと思います。上から目線ですみません。 (2018年4月1日 14時) (レス) id: 5073b0f41b (このIDを非表示/違反報告)
YUPPY(プロフ) - あかねさん» コメント頂きありがとうございます(^^)しかも、楽しみにして頂いてるなんて、嬉しい限りです(涙)これからも、宜しくお願いします(^^) (2018年3月27日 20時) (レス) id: 8d05525993 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - あかねさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私も更新頑張れそうですT^Tありがとう！！ (2018年3月25日 7時) (レス) id: d42966efe2 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます！毎日更新が楽しみで仕事も頑張れます！続き楽しみにしてますね！ (2018年3月25日 3時) (レス) id: 260b7cf703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuki | 作成日時：2018年3月1日 12時
