【ツイステ×リゼロ】Re:ゼロから始めるツイステ生活

Episode 14 ページ16

⚠️若干流血、戦闘シーンありです

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アイズside


鬱蒼とした森の中を進んで行く。手分けして探す為に分かれてから約30分、私は森の中を進んでいた。

生き物の気配はするものの、一向に魔獣が見つからない。



「……本当にいるのかな？」



学園長の見間違い説を考え出して若干疑いだした頃、茂みから何かが飛び掛ってきた。


「ウル・ドーナ！」



咄嗟に土属性の魔法で壁を作り、攻撃を躱す。



「ウルガルム……！」


いつの間にやらウルガルムの群れに囲まれていた。

飛び掛ってきた最初の一頭は土壁にぶつかったものの、まだ十分に動けるようだ。
ざっと数えて20頭程。やれなくは無い。

腰に付けていた剣を抜き、構える。まあまあ年季の入った物だが、一番の愛用品だ。


「何処からでもかかって来なさい」


魔獣が人の言葉を理解するのかは分からない。だが、私の言葉を皮切りに一斉に飛び掛ってくる。


「愛剣の錆になるがいいわ。アル・ヒューマ！」


我先にと飛び掛ってきたウルガルムを冷気を纏わせた剣で氷漬けにする。
後から飛び掛かろうとしていたウルガルムの2割は怖気づき、動けないでいた。が、残る8割は勇敢にも私の喉笛に噛み付こうと襲いかかる。構えていた剣を振り下ろしウルガルムを斬り伏せていく。魔獣の鮮血で辺りの木々が染まっていく。言わずもがな私も返り血にまみれていた。


魔法と剣でウルガルムを倒していくこと何分か。やっと、この場にいた群れの全てを倒せた様だ。

この程度で疲れるなんて……カッコつけた割にみっともないなと思いつつ、スバルとエミリア様との集合場所へ向かう。

マナを一度に多く使ったからかな？
足元がフラフラする……

購買部の裏に出てきたあたりで、体力が限界を迎えた。足元のふらつきと同時に睡魔も襲ってくる。


(あっ……倒れ───)


「っと……大丈夫ッスか？」



誰かに支えられる感覚。その記憶を最後に、私は眠りの世界へ落ちていった。

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アイズちゃんは陰属性、陽属性以外の全てのマナに適正があります。

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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