姫様、困惑します。 ページ10
【A side】
ゴー「待って、
ふとんかけるから!」
どこから持ってきたのかゴーグル様は
布団セット一式×2をタコゾネス達にかけていた。
8「うん カゼではないと思うけど、
様子もおかしいしね。」
『いや、どこから
そのふとんを持ってきたのですか...?』
するとハチ様までタコゾネス達に近付いた。
8「ボクも氷をのせておくよ!」
『どこからその氷出てきたんですのォオ!?』
バッチから聞こえたアタリメ様の声も
私達を急かす様な言葉だった。
ゴー「いこう!」
タコ1「タイショウをカクニン。」
タコ2「シマツセヨ。」
『次は4人ですのね...!』
人数不利のこの状況、
どう割り振りをしましょう。
ゴー「みんなカゼなの!?」
アタ〈はやってるのかのう。〉
誰かツッコミはいないのか...
だんだん胃がキリキリと痛むのを感じる。
8「だから、
カゼじゃないんだよ、きっと。」
私は救いの手を見つけたかのように
ハチ様を見る. . .が。
アタ〈じゃが、おヌシも氷を用意してるの。〉
8「一応ね!」
『んんんッ...!!
ツッコミが追いつきませんわ!!
誰かハリセン用意してくださる!?』
すると、後ろから声が聞こえてきた。
そろりと振り返るとそこには
ジェットパックを装備したタコゾネスがいた。
8「さらに2人!?」
ゴー「ジェットパック使ってる!!」
反応するや否や、
ジェットパックタコゾネス2人は
私たちに向かってインクの塊を打ち出した。
ゴー「わ゙ーっ!!」
『ッ...次々と敵が...ッ!!
避けるので精一杯ですわ』
ゴー「一気にきたー!!」
アタ〈大ピンチじゃ━━━━━!!
3人ともふんばれー!!〉
8「数が違いすぎる...!」
『迂闊に隙を晒せませんね...』
その時、ゴーグル様が
自ら状況の打開に名乗り出た。
8「『ゴーグル くん/様 !?』」
4つ木が並んでいる箇所に行き、
木に隠れながらゴーグル様は高速で動き出した。
ゴー「こっちもたくさんいるぞー!!」
8「1人が速く動いているだけだね! 分身の術!?」
『というか分身した方の内の1人が
脱げてらっしゃいますわよ!?
1周回って器用ですのね!!』
しかし、存外にも効いているのかタコゾネス達は
バグを起こしたロボットの様になっていた。
タコ「シマ...シマツ...、シマ?」
『効いているんかい!!
. . .失礼、少々言葉使いが汚くなってしまいました。』
アタ〈今じゃ!〉
8「ゴーグルくん! Aちゃん!」
ゴー「『うん/はい !!』」
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林檎檸檬 - まっって下さい姫様ダイナモ使いなのですか!?…その可憐な見た目で重量級の武器を扱う姫様…とてつもなく萌えますね!姫様の臣下として影ながら応援しております! (3月11日 18時) (レス) @page5 id: 3b03376d96 (このIDを非表示/違反報告)
王馬 - エンペラーとプリンツ好きなので嬉しいです!頑張って下さい!応援してます! (3月10日 9時) (レス) @page5 id: e434c6676b (このIDを非表示/違反報告)
夜宵 - 姫様めっちゃ可愛いです!ハチとゴーグルも可愛い、、、。 (3月9日 15時) (レス) id: 0e050d2245 (このIDを非表示/違反報告)
暇人 - 楽しみにしてますー (3月5日 22時) (レス) @page5 id: 4cc781ec23 (このIDを非表示/違反報告)
あお - あー、好きです。応援してます。 (3月5日 17時) (レス) @page3 id: 4f6d70bcc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒスイ | 作者ホームページ:*そんなページは無いようだ
作成日時:2024年3月2日 9時