姫様、森に行きます。 ページ9
【A side】
『そうすれば地上に出られるのですか...?』
私はナマコ車掌に問いかけたが
返事は「おそらク...」と、なんとも
歯切れが悪かった。
ゴー「いけそうだね!」
8「うん!」
『絶対に全員で外に出ましょう...!』
3人で決心を固めた時、
プシュー と音を立てドアが開く。
ナマ「この先を進んで、
奥のゴールを目指してくださイ!」
2人がブキを着用するのを見て、
私もポータルに乗り、白い手袋を付けて
ダイナモを構える。
チャレンジスタートの合図で外に出た2人に続き
私はダイナモをクルリと一回転させ、飛び出した。
『. . .ここって...』
ゴー「森!?」
8「さっきまで駅だったのに!?」
すると、2つの柱の様な物の上から
ヒト形のタコが現れた。
?「. . .タイショウをハッケン。」
ゴー「タコゾネス!!」
なるほど、あのタコはタコゾネスと言う
名称なのですね。
ゴー「タコゾネスも顔青いよ!
さっきのタコも顔青かったし。」
8「具合が悪いのかな?」
『青は青でも土気色とかではなくて
物理的な青ですのよ!?』
私が2人にツッコミを入れた時、
青いタコゾネスが動き出した。
タコ「シマツセヨ。」
私は避けたのだが2人は避けるのが遅れたのか
攻撃に当たってしまったようだった。
8「くっ...」
ゴー「具合悪いのに強い!」
『ッ...皆様大丈...キャッ!!』
一瞬のよそ見がいけなかったのか、
私も もろ顔面に攻撃を受けてしまった。
それと同時に私はある違和感を感じた。
『. . .? 攻撃が心に響いて来ない...?』
それはまるで心がない様な...そんな感じだ。
タコゾネス達の違和感に
ハチ様も気が付いたのかボソリと呟く。
8「彼女たちに、
なにかが起こっているのか?」
ゴー「やっぱりカゼかな!?」
ゴーグル様は.....ゴーグル様ですね。
平常運転です。
8「カゼならウメボシもいいけど
違うと思う。仕方ない。 こっちもいこう!」
ゴー「うん!」
『了解です!!』
私は重たいダイナモを持ち上げる。
そのまま振りおろ...そうとするのだが、
その前にゴーグル様とハチ様が
攻撃を当てて倒してしまいました。
『あら〜!?』
無線機からするアタリメ様の
励ましの言葉に思わず目頭が熱くなる。
アタ〈それはそうと先に進めそうじゃぞ!〉
8「よし、進もう!」
私とハチ様が振り向いた時、
私達はとんでもない光景を見た。
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林檎檸檬 - まっって下さい姫様ダイナモ使いなのですか!?…その可憐な見た目で重量級の武器を扱う姫様…とてつもなく萌えますね!姫様の臣下として影ながら応援しております! (3月11日 18時) (レス) @page5 id: 3b03376d96 (このIDを非表示/違反報告)
王馬 - エンペラーとプリンツ好きなので嬉しいです!頑張って下さい!応援してます! (3月10日 9時) (レス) @page5 id: e434c6676b (このIDを非表示/違反報告)
夜宵 - 姫様めっちゃ可愛いです!ハチとゴーグルも可愛い、、、。 (3月9日 15時) (レス) id: 0e050d2245 (このIDを非表示/違反報告)
暇人 - 楽しみにしてますー (3月5日 22時) (レス) @page5 id: 4cc781ec23 (このIDを非表示/違反報告)
あお - あー、好きです。応援してます。 (3月5日 17時) (レス) @page3 id: 4f6d70bcc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒスイ | 作者ホームページ:*そんなページは無いようだ
作成日時:2024年3月2日 9時