姫様、愛されます。

姫様、外を目指します。 ページ8

[A side]


ｺﾞｰ「ラーメンはいつ来るの？」


ﾃﾞﾝ「来ません。」


ゴーグル様の問いにナニカが

バッサリと切り捨てるように答える。


アタリメ様が「残念じゃー」と嘆いてる所に

ハチ様が「ラーメンからは離れよう」と

言ってくれたおかげで何とかその場は収まった。


『しかし...チャレンジャーとは

何のでしょうか...』


その時、どこからかガタンガタンと

大きな音が近付いてくる。


ｺﾞｰ「あっ 電車来たよー。」


電車が来たタイミングで、

ナニカは何処からか端末とカードを取り出した。


ﾃﾞﾝ「このアイテムで

電車に乗れマスよ。差し上げマス」


ｺﾞｰ「ありがとー!!」


ﾃﾞﾝ「ちなみにここは中央駅デス」


カードと端末を1台ずつ貰うゴーグル様


ｱﾀ「ワシはここに残るから、

調べてきてくれんかの？」


8「分かりました！」


『自分の体は大事ですものね...!!』


ｺﾞｰ「待っててねー。」


「気を付けてな」という

アタリメ様の言葉を聞き、

私達は電車に乗った。


ｺﾞｰ「わ━━━。 色んな人がいるね━━━！」


8「スゴイね！」


『まるで外国に来たみたいです...!!』


8「なんか楽しいね」


ｺﾞｰ「ねー！」


するとプシューと

運転席のドアが音を立てて開く。


青い半透明の物体がドアの奥に居た。


目を凝らすとそれは帽子を被った

ナマコということがわかった。


?「ご乗車ありがとうございまス。」


ｺﾞｰ「ナマコだー!!」


ﾅﾏ「ハイ、ナマコ車掌でス。」


『とても愛らしいです...！』


8「この電車はどこに行くの？」


ﾅﾏ「これは「深海メトロ」！ 「ネル社」の

巨大シセツの実験場を繋いでいまス。」


8「『実験場...？』」


私とハチ様が質問を投げかける様に

口を零すがその話題を

無理やり切り替えるかの様にナマコは声を上げた


ﾅﾏ「あッ。 NAMACO端末！「約束の地」へ

行かれるのですネ！」


すると、その話題にハチ様は食いついた


8「！ 約束の地!?」


ｱﾀ〈それが地上かの!?〉


ｺﾞｰ「あっ、じーちゃん！」


私とゴーグル様、2つのバッチから

アタリメ様の声が聞こえ、「そう言えば

無線機だったな」とその存在を思い出す、


『どうすればその、

約束の地...？ に行けるんですの？』


その問い掛けにナマコは丁寧に答える。


ﾅﾏ「各駅のチャレンジをして、

どこかにある4つの「アレ」を集めてください


その時、「約束の地」への扉が開かれまス。」

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