姫様、脱出を試みます。 ページ3
[A side]
?「...」
タコの彼が数秒黙りこくった後、
何処からか老人の声が聞こえてきた。
?「そやつは記憶を失っているんじゃ。」
?「アタリメのじーちゃん！」
『え？誰...？ と言うか誰もこの方が
裸なのに驚かないんですの?!』
ｱﾀ「やっほー、3号！」
そうしている内にあれよこれよと話が進み
テント内に入る事に...
あぁ、この場にお兄様が居るか知ったりしたら
お兄様に怒られてしまいます...どうしましょう
ｱﾀ「こやつは8号じゃ。」
?「8号？」
8「って言っても
本当の名前が分からないんだ。」
タコの方...8号様は、
ブキのネジを弄りながらそう答える。
ｱﾀ「とりあえずこの腕輪に
No.10008と書いてあったから
ワシは8号と呼んでいる。」
ｺﾞｰ「そっかー！
じゃあ、ハチ君だね！オレはゴーグル！」
8「...ハチ？」
ｱﾀ「それも良い名じゃな！」
8「よろしく、ゴーグルくん！」
ハチ様はゴーグル様から貰った
お結びを持ちながらにこりと笑った。
ｺﾞｰ「それで...君の名前は何て言うのー？」
私も自己紹介をする流れになった為、
私も取り敢えず自己紹介をする事にした。
『先程ハチ様にも致しましたが改めて私も
自己紹介を致します。私の名前は
Aと申します。 以後お見知り置きを。』
今は座っているから
軽い土下座の様な形になり、挨拶をした。
ｺﾞｰ「あれっ？ そーいえばここ、どこ？」
ｱﾀ「よく分からんが深い地下のようじゃ。」
8「ゴーグル君はそこの穴から落ちたみたい。」
なら自分は何処から落ちてきたのか。
それが気になった為、
私はその疑問をそのまま声に出した。
『あら？それならば
私は何処から入っていたのでしょう...
差し支え無ければ
教えて頂いてもよろしいでしょうか？』
8「Aちゃんはあっちの穴と近い別の穴...
あっちから落ちてきたみたい。」
ハチ様に教えて頂いた為、
私は礼の言葉を述べた。
ｺﾞｰ「あ！ そうだ、バイトの帰りに
海で流されてたんだ！帰らないと！」
すると、アタリメ様とハチ様は
驚きの言葉を述べた。
ｱﾀ「それが、帰り方も分からないんじゃよ。」
8「ここの駅は使われてないみたいだよ。」
ｺﾞｰ「そうなんだ...！」
『どういたしましょう...
1週間後に予定が立て込んでおりますのに...
何よりお兄様方を心配させてしまいます...
何としてもここから出ないと...！』
それに、スクエアキング杯のお兄様方の
活躍も見れてない。今日はとことん不運だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
林檎檸檬 - まっって下さい姫様ダイナモ使いなのですか！？…その可憐な見た目で重量級の武器を扱う姫様…とてつもなく萌えますね！姫様の臣下として影ながら応援しております！ (3月11日 18時) (
レス) @page5 id: 3b03376d96 (このIDを非表示/違反報告)
王馬 - エンペラーとプリンツ好きなので嬉しいです！頑張って下さい！応援してます！ (3月10日 9時) (レス) @page5 id: e434c6676b (このIDを非表示/違反報告)
夜宵 - 姫様めっちゃ可愛いです！ハチとゴーグルも可愛い、、、。 (3月9日 15時) (レス) id: 0e050d2245 (このIDを非表示/違反報告)
暇人 - 楽しみにしてますー (3月5日 22時) (レス) @page5 id: 4cc781ec23 (このIDを非表示/違反報告)
あお - あー、好きです。応援してます。 (3月5日 17時) (レス) @page3 id: 4f6d70bcc4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヒスイ | 作者ホームページ：＊そんなページは無いようだ
作成日時：2024年3月2日 9時
