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望『おはよう！』
『おはよっ...』
望『朝ごはんできたよ』
目覚めると
部屋には朝ごはんのいい匂いが広がっていた。
『いい匂い...』
望『って言いながら寝るなー！笑
早よせんと、学校間に合わないで』
『おサボりしたい...』
望『学校はサボったらあかん！』
『小瀧くん、真面目...』
朝ごはんを食べて
一緒に学校に向かった。
望『あのさ...昨日のことだけど』
『うんっ...』
望『俺本気やから。
本気でAちゃん好きやから。』
私もこんなにまっすぐ
気持ちを伝えられたら...
もっと楽になれるのかもしれない。
望『でも、俺の気持ちで
Aちゃんを困らせたくない！』
小瀧くんを好きになってたら
兄弟とか変なしがらみに
悩まされることもなかった。
望『だから、寂しくなったら
いつでも言ってな？
俺がよしよししたる笑』
『それ、私が言ったセリフ！笑』
望『あれ？そうやったっけ！笑』
でも小瀧くんのおかげで
元気になった。
学校の正門が見えてきた頃
望『Aちゃん、こっち向いて！』
『えっ！？......ッ！！！』
小瀧くんの顔が一気に近くなって
首元にチクッと痛みが走った
望『昨日、俺よく我慢したわ...うん。
これは俺へのご褒美なっ！笑』
『なにしたの！？』
望『わからへんの？
Aちゃんって純粋でほんまに可愛い！笑』
『誤魔化さないで！』
望『誰にも媚びなくて
凛とした姿のAちゃん好きやで！』
そう言って
走って行く小瀧くん
『こら、小瀧っー！！！笑』
望『追いつけるかな〜
おチビちゃーん！』
『チビって言うな〜！笑』
逃げ足の速い
小瀧くんを追いかけて走ると
正門に立っている
大毅と一瞬だけ目があった。
望『泣き虫おチビちゃん！』
『もう、うるさいっ！！！笑』
望『怒った！笑
怖いよ〜！！！笑』
教室について
大毅が入ってきて
重『夏休みなのに
みんな出席やな！笑 偉いで！』
私は窓に微かに映る
大毅を見ていた。
いつもと変わらない。
先生。
『私のものになってよ』
私の声は
笑い声や話し声に消されて
誰にも届かなかった。
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優衣(プロフ) - レボロズさん» コメントありがとうございます！遅くなってしまいましたが、続編も楽しんでいただけると幸いです！ (2018年3月21日 21時) (
レス) id: 8e3053346b (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - みやいさん» コメントありがとうございます！返信遅くなってしまったんですけど！続編楽しんでいただけると嬉しいです^^ (2018年3月19日 11時) (レス) id: 8e3053346b (このIDを非表示/違反報告)
みやい(プロフ) - とても面白かったです！この後のお話が見たいです！！ (2018年3月17日 21時) (レス) id: 88988d07a4 (このIDを非表示/違反報告)
レボロズ(プロフ) - 優衣さん、初めまして！いつも楽しみに読んでました。完結おめでとうございます。是非続編、よろしくお願いします。 (2018年3月17日 13時) (レス) id: 5dae242e01 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます！全部読んでくださってるんですね！！すごく嬉しいです^^*更新頑張ります！これからも読んでくださると嬉しいです！ (2018年3月3日 18時) (レス) id: 8e3053346b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優衣
| 作成日時：2018年2月27日 11時
