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『私も手伝う！』
望『ええって！
包丁なんて持ったことないやろ？笑』
『あのね、バカにしすぎだから笑』
私が材料を切り出すと
意外そうな顔で見て来る小瀧くん。笑
望『お金持ちの人は
料理しないと思ってた！笑』
『どんな偏見なの？笑
それに...』
望『それに？』
『私ね、元々すごーい貧乏で
それが理由で学校でいじめられてたんだよ？』
望『へぇっ！？そうなん！？』
言わないでおこうと思ったのに...
小瀧くんの優しさに触れると
隠し事なんてしたくないと思った。
『今一緒に住んでる
お母さんの旦那さん...？
って言っていいのか...』
望『うーん、複雑なん？』
『うんっ。
その人がお金持ちで...
そのおかげで私高校にも行けてさ』
望『そうだったんやー！
なんで...俺に話してくれたん？』
『...なんでだろうね？笑』
話しながら
料理は進んで行く。
お母さんが夜仕事でいない時
朝帰って来たら食べてねって
よく作ってたな...
望『話してもいいくらい
仲良くなったって思っとく笑』
『っふふ笑
スーパーで買い物も懐かしくて
私もお母さんと安い日狙って
よく買い物行ってたの！』
望『俺もおかんと行ってた！
なんや、俺ら似てるやん！』
『性格は全然似てないけど！！！笑』
望『なんやねん！その言い方！笑』
『私は他人を振り回したり
しないもんねー！！！笑』
私がそういうと
俺がいつ振り回したん！？って
怒ってるけど
自覚してなかったのか！っと驚き。笑
望『久しぶりに誰かと
夜ご飯食べる！嬉しい！』
『冷めちゃうから早く食べよ！』
部屋は本当に物が少なくて
でも棚には花と写真が大事そうに置いてある。
望『おかんにも
Aちゃん紹介したかったな...』
『私も...会って見たかったな
会ったら小瀧くんにされてこと
全部クレームつける笑』
望『クレームつけられる
ようなことしてないもーん。笑』
小瀧くんと話す時間が
すごく楽しくて
カバンの中で
鳴っている携帯の音なんて
私たちの笑い声に消されていった。
***
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優衣(プロフ) - レボロズさん» コメントありがとうございます！遅くなってしまいましたが、続編も楽しんでいただけると幸いです！ (2018年3月21日 21時) (
レス) id: 8e3053346b (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - みやいさん» コメントありがとうございます！返信遅くなってしまったんですけど！続編楽しんでいただけると嬉しいです^^ (2018年3月19日 11時) (レス) id: 8e3053346b (このIDを非表示/違反報告)
みやい(プロフ) - とても面白かったです！この後のお話が見たいです！！ (2018年3月17日 21時) (レス) id: 88988d07a4 (このIDを非表示/違反報告)
レボロズ(プロフ) - 優衣さん、初めまして！いつも楽しみに読んでました。完結おめでとうございます。是非続編、よろしくお願いします。 (2018年3月17日 13時) (レス) id: 5dae242e01 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます！全部読んでくださってるんですね！！すごく嬉しいです^^*更新頑張ります！これからも読んでくださると嬉しいです！ (2018年3月3日 18時) (レス) id: 8e3053346b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優衣
| 作成日時：2018年2月27日 11時
