Delusion (ページ9)

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episode8 ページ9

なぜなら、そこには、
貴族の家の入口的玄関がドーンと待ち構えていた。

まてまてまてー！！

ここ、マンションだよね！？

マンションなら、部屋が並んでるはずじゃ…

主『マンションですよね。ここ』

慶『うん。そうだよ？』

主『そんな、これが当たり前みたいなコト言わないでくださいよ。うちは、当たり前じゃないのに』

雄『そのうち、これが当たり前になるよ。( ´ ▽ ` )ﾉ』

そう言って千葉君は玄関を開けた

ガチャ

？『おかえり～！！！！！！！！(＾◇＾)あっ！？この子がA～？』

雄『うん。これから、全部説明しなきゃ。美玲も手伝って？』

美玲………………！？！？！？

って、あの女優の桐谷美玲！？

めっちゃ、綺麗じゃん！

賢『相変わらずうるさいな。美玲は。A、目見開いてないで、入って。』

主『お、お邪魔します。』

中に入ると、短い廊下があって、ドアが六個ならんでいた…

美玲『どうぞどうぞ～♪』

まっすぐ進んだ突き当たりのドアを開けてくれた…

そこには、むちゃくちゃ広いリビングが広がっていた。

慶『(笑)A、さっさと説明しないと頭がパンクするって顔してる。』

主『当たり前じゃないですか。突然現れて、意味深で意味不明な言葉連発してこんなマンションに連れてこられたんですから。』

雄『まぁ、みんな共同リビングだからねー。』

美玲『そこのソファに座ってー』

主『そこって、どこですか…』

そう、このリビングにはむっちゃ広いキッチンがあって、バー的なカウンターまでついてる。
さらに、ソファが５つあって８Kのテレビもおいてあった。ソファに囲まれた中に、大きくてオシャレなテーブルもあった。かすかにベランダも見えるのだが、めっちゃ広そうだ。

仕方ないから、三人が座ったソファから少し距離をとって座った。

美玲『はい、お茶どーぞ♪』

主『ありがとうございます。』

慶『A、単刀直入に言うとね、雪那は本当は、１８歳なんだよ。』

賢『まぁ、つまり、今まで、年を偽って今まで育てられてきたんだよ。』