Delusion

episode18 ページ19

手越『んー？ゆづじゃね？』

ガチャッ

？１『ごめーん。ドア、開けてくんない？』

増田『お〜、おかえりー。』

・・・・・今、羽生結弦居たよね。

？２『ゆづくーん。これもですよねー？』

ドサドサドサッ

宇野晶磨の声聞こえたよね。

手越『うっわー。多くない？まだ、試合前じゃん？』

羽生『晶磨がもってんのが、ファンの方々に捕まってもらった分でこっちは関係者の人にもらった。』

有岡『いーなー。そんなにファンがいて。中身、見ていい？』

なんか、うち、疲れてんのかな。

うん。いろんなことがあり過ぎて幻覚が見えるんだよ。

羽生『あ、うん。』

羽生選手綺麗な顔立ちしてんなー。

山田『大会前じゃないのー？』

羽生『明日がショートだし、ドリンク取りにきた。』

伊野尾『ドリンク好きだねーw』

有岡『うわー！お菓子もある！』

羽生『できれば、お菓子とぬいぐるみ、分けてくれると良いんだけど。』

美玲『いいよー、』

そんな、やり取りをカウンターから見て居た。

やっぱ、幻覚かなー。とか思いながら…

まぁでも、幻覚じゃないことはすぐわかるわけですわ。

カウンターだから、キッチンと繋がってるわけじゃん。キッチンって言ったらドリンク取りに来るじゃん。もう、頭ん中パンク寸前。

羽生選手がドリンク取りに来た。

羽生『あれ？見たことない顔だねー？まさか、噂のAちゃん？』

主『あ、はい。そーみたいです。あの、なんで噂のなんですか？』

羽生『ずっとみんなで探してたんだよ。Aちゃんが最後の光だって。』

主『へー。そうなんですか。』

最後の光って…怖っ…

以外と冷静に喋れてる自分が居ることにびっくりした。

羽生『そういえば、俺のコト誰かわかる？』

主『はい！』

羽生『まじかー。嬉しいわ。俺、ただのスポーツ選手なのに。w』

主『ちっちゃい時から家で見てたんですよ。物心つく頃にはフィギュアスケートがめっちゃ好きになってました。w』

まぁ、今まで居たお義母さんとだけど。

羽生『そこの選手の中に俺が居たみたいなね。』

主『そうです。w』

羽生『そんなにスケート好きならさ、今度練習見にくる？あ、大会の方がいいかな。』

主『いいんですか！？めっちゃ行きたいです！』

羽生『ww』

主『なに笑ってるんですか。』

羽生『だって、スケートの話しなった瞬間、楽しそうになったじゃん。かわいーなと思って。』

Σ(・□・；)Σ(・□・；)
今度は幻聴でも聞いてるのかなー？

episode19→←episode17

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す