Delusion (ページ17)

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episode16 ページ17

全員『！(◎_◎;)((((；ﾟДﾟ)))))))』

主『？何か…』

きつい…
早く寝たい…

ってか、自分の顔まだ見てないのに、そんなに驚かれても…

美玲『クスッ)はい、鏡。』

主『あ、ありがとうございます。・・・は？！鏡、壊れてませんよね？』

雄『壊れてないよー？俺だったら、親に感謝するかなー。』

主『そうですね。でも、どことなくチャラくないですか？』

そう、鏡には茶色の髪がへその辺りまで伸びたむっちゃ綺麗な人が映っていた。

髪は巻いてあってクルクルだったし、綺麗な猫目で何もかもが完璧だった。

こんな綺麗な人、見たコトないかも…

メイクしたさっきとは比べ物になんない…

ピアスあいてるし…

自分で言っちゃ何だけど、綺麗だな…

でも、さっきまでのじぶんの面影もある…

シゲ『チャラくないとは言い切れないね。』

賢『雄大、時間無いよー。』

雄『そーだった、そーだった。A。部屋に案内するよ。』

主『はーい。』

ガチャッ

美玲『うっわっ。こんなんにしちゃったか…』

シゲ『やっちゃったねー』

主『えーっと…この部屋に住めと…？』

案内された部屋はザ・女の子っていう部屋でピンクとか黄色とかばっかりだった…

ピンクのカーテンに黄色の机。
キッチンもお風呂もピンク過ぎて気分が悪くなりそうだ…

ぶりっ子の部屋みたい…
↑
意味不明。

でも、部屋自体は豪華だし綺麗。
ピンクじゃなければなぁ…

雄『これはヤバイねー忙しくて業者に女の子の部屋って言ったらこんなんになっちゃった。』

賢『変えるか。A、どんな色が好き？』

主『えっと、黒と白と紫ですかね…』

賢『りょーかい！』

パチンッ
主『うわぁ～すっご…』

魔術のおかげでうちの憧れの部屋に！

美玲『うん。こっちがいいよ！』

魔術で変わった部屋は紫っぽいカーテンに黒いデスク、天蓋ベッドは白でまとめてあり、統一感があった。

主『あの、』

雄『どーした？』

主『この家、めっちゃ広い部屋、つまりココ。にシャワー室とちょっとしたキッチンとクローゼットだけですよね？なんでこんな構造なんですか？』

賢『ここさ、ホントは東京のとあるマンションの一室なんだよね。さっきのドアからあのリビングに繋がってる。魔術でね。で、だいたいはみんな、リビングに入り浸ってるからこんな構造なの。』

主『あー、そういうコト…』

美玲『っていうか、雄大、賢人、仕事。』

雄『ヤバ！行くぞ！賢人！』

賢『あー、はいはい。じゃあ、また後で！』