Delusion (ページ14)

今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:10,863 hit

episode13 ページ14

賢『終わった？』

手越『早かっ・・・そんなに可愛くなるもんなの…？』

主『変ですか…？』

全員_主『いやいや！』

シゲ『めちゃくちゃ可愛くなったよ？』

主『そうですか？自分でもめちゃくちゃビビってるんですけどね…』

増田『これでもとに戻ったら、どーなんの…』

元に戻る…？どういう意味？？

手越『ねーねー、誰が行くのー？』

賢『そうだなー…貴君と祐君は、無理でしょ。』

主『だよね…髪の色目立つし…』

増田・手越『えー！！めっちゃ行きたいー！！！』

シゲ『ダーメ。ちゃんと留守番しとけよ？』

手越『チッ)はーい。』

シゲ『舌打ちしない！！』

雄『よし、行こっか！』

～マンションの下～

雄『どーする？車で行く？』

主『車で行く距離でもなくないですか？』

賢『そうだよね。歩きで行くか。』

パチンッ

次の瞬間、みんなの格好が目立たないものになった。

絶対、ばれないなこれは。

主『これが魔法ですか？』

シゲ『うん。Aもすぐ使えるようになるよ。』

そんな、他愛もない話をしてると…

あっという間に、家についちゃいました♪

あー、マンションだよー。

雄『ここだよね？何階だっけ？』

主『五階ですね。』

エレベーターに乗って五階に着くと、すぐチャイムを押した。

ピンポーン

育て親母『はーい。ガチャ)あら！もう、そんなことになってるのね…』

あら、お義母さん知ってんの…？

賢『はい。マジスターが動き始めました…』

育て親『そう…上がっていかない？持っていかなきゃいけないものもあるでしょ？』

シゲ『そうですね。じゃあ、お邪魔します。』

育て親『どうぞ～』

雄『ゴメンA、ちょっと部屋に行ってて。』

主『うん。』

なんだろ。なんか、聞いちゃいけない話かな…

～１０分後～

美玲『A。終わったよ。』

そう言って、みんなで部屋の中に入ってきた。

主『なんかするんですか？』

賢『うん。持って帰らなきゃいけないものがあるから。』

持って帰らなきゃいけないもの？

次の瞬間、シゲが手を回した。
すると、緑色の綺麗な光が出て来てうちの私物を包み込んだ。

主『すごい…キレイ…』

そして、手に吸い込まれて行った。

雄『この家具達はAの部屋に持ってくの。』

そっか、ここはもう、うちの家じゃないんだ…

主『えっと…今まで、お世話になりました！(＞_＜)』

育て親『いいのよ。でも、さみしくなるわね…たまには、遊びに来てね。ニコッ)』

主『うん！絶対くる！』