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深「A、遅かったな。待ってた。」





岩「こっち来て。」





貴「うん…。」





伊澄に背中を押されて勇気を出して部活に来たのは良いものの、やっぱり空気は重たくて。
忘れたくても忘れられない、あの時の空気と少し似てる。





貴「はぁ…はぁ…」





佐「A!?」





苦しい、あの時のことがフラッシュバックする。





深「過呼吸起こしてる…。
誰かビニール袋持ってきて!」





宮「分かった!」





苦しい、もう死んでしまいそう。





佐「A!A!」





大好きな彼が私の名前を呼ぶ。





貴「さ、くま、く、、」





深「今は喋んな!」





ふっかが必死な声で叫ぶ。




苦しくて、辛くて、怖くて、悲しくて。
涙はもう止まることを知らない。





貴「ふ、か、、、」





深「なに?どした?今は喋んなくていいから。
後でいっぱい話聞くから。」





そんな泣きそうな声で話さないでよ。
私、ふっかの声好きなのに。





岩「A、大きく息吸って、吐いて。
大丈夫だから。守るって言ったろ?」





その言葉にまた涙が止まらなくて。





あぁ、この人達になら話しても大丈夫だ、って強く思った。

▽→←▽



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雪色ぺんぎん(プロフ) - 佑妃奈さん» 佑妃奈様。コメントありがとうございます!そう言って頂けてめちゃくちゃ嬉しいです涙 マイペースではありますが、頑張って更新していきたいと思いますので、引き続き愛読して頂けたら嬉しいです!本当にありがとうございますーっ!!! (2021年10月3日 22時) (レス) id: 4008c4223a (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - はじめて読んだんですけどとても面白いです!これからも応援さしてもらいます 阿部ちゃんがどうなるか気になりますね! (2021年9月30日 7時) (レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
雪色ぺんぎん(プロフ) - snowさん» そんな風に言って頂けて光栄です。当時は大変でしたが、今ではいい人生経験になったと思っています。お陰で今は伊澄ちゃんのような友人と出会えてあの時のことをバネにしながら過ごしています。素敵な言葉たちを本当にありがとうございます。頑張ります! (2021年8月26日 20時) (レス) id: 4008c4223a (このIDを非表示/違反報告)
snow(プロフ) - 私は自分の価値観を人に押し付け過ぎは良くないし、主人公さんや貴女は優しい人だと思います。私なら友人の立場と同じに言ってしまうかも。素敵な人だから、素敵な人達の出会いがこれからもあると思います。悪縁が切れたと思って、前向いて、頑張って下さい! (2021年8月26日 8時) (携帯から) (レス) id: bc61ae6263 (このIDを非表示/違反報告)
snow(プロフ) - こんにちわ。そうなんですね。気にする必要性はないし、視野の狭いんだなと思いますね。私や友人もやっぱり大人になって、視野が広がりました。まあ、気にしないで大丈夫ですよ。時間が経って、客観的に見れるようになると思います。 (2021年8月26日 8時) (携帯から) (レス) id: bc61ae6263 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪色ぺんぎん | 作成日時:2021年8月25日 0時

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