《雪色の旋律》SnowManと私のスクールアイドル日誌 2

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貴「じゃあ阿部くんは、私たちをずっと応援してくれてるってこと？」





岩「どうだろうな。
あんまり話したことないからわかんない。」





阿部くんとは同じクラスだけど、あまり話すことはなくて。




完璧すぎて、欠点がないところが欠点っていうくらいの完璧人間だし、生きる世界が違うっていうのかな。
話してみないことには阿部くんの気持ちはわからないけど、話しかける勇気もないし…。





宮「とにかく今は文化祭に集中しよう。
じゃないとSnowManが終わってしまう。
それだけは絶対に嫌だよ。」





深「舘さん…。
だな、とりあえずオープニングアクトを任せて貰えることを前提に話を進めよう。
何事も早めがいいだろ。
1つの曲を完璧にするにも簡単じゃないからさ。」





貴「だね…。
文化祭で披露する新曲、どんなテーマにしようか。」





佐「今までとは違う俺らを見てほしい。」





岩「違う俺ら…。」





宮「メッセージ性の強い曲にしたい。」





貴「舘様…」





深「全員惹き込む勢いで、かっけぇ感じの！」





貴「なるほど…。
色んな曲聴いて勉強しなきゃ。」





深「Aは相変わらず真面目だねぇ。」





そう言ってふっかは私の頭をわしゃわしゃと撫でる。





貴「ちょっ…。ふっか！」





深「ん？」





貴「近い！」





頭を撫でられるのはいつまで経っても慣れないし、何より距離が近い。





深「ふはっ、照れてやんの。」





佐「ライブはいつやるの？一日目？二日目？」





宮「二日目は他校の生徒も来るし、二日目がいいんじゃない？」





岩「じゃあ、二日目にしよう。」





貴「二日目…。じゃあクラスの出し物はみんな一日目に担当してください。絶対に！」





深「お、おう…。
まだ何やるか全く決まってねぇけどな、文化祭。」





貴「何やるんだろうなぁ…。
動画とかだったら事前の準備だけでいいから楽なんだけど。」

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