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深「はぁ？生徒会長ってそんな堅物なの？」
貴「ははは…。
まぁ、諦めないのが佐久間くんのいい所だから、私も見習って頑張るよ。」
深「俺も行こうか？」
佐「いい、アイツは俺が倒すから。」
深「なんか違う方向に燃えてんな〜…。」
貴「とりあえず講堂の件は一旦考えるのやめよう。
でね、曲なんだけど、完成したの！
聴いてもらってもいいかな？」
佐「マジ！？やったー！！！
俺たちの初めての曲だ！」
貴「じゃ、じゃあ流すね。」
〜♪
貴「どう…かな？」
佐「すげぇぇぇぇえ！！！
カッコイイし、アイドルって感じ！」
深「クオリティ高すぎない？
ってかこれ歌ってるのA？めっちゃ上手いじゃん！！！
元々なんかやってたの？」
貴「あー…うん、まぁ…ね。
気に入って貰えた？」
佐「めっちゃ気に入ったよ！
なんかもうすげぇワクワクしてきた！」
深「曲聴くとやる気湧いてくるよな。
よし、Aが頑張って最高の曲作ってくれたから次は俺らが頑張る番だな。」
貴「2人とも…ありがとう！
タイトルは"ZIG ZAG LOVE"。」
佐「ZIG ZAG LOVE…。めっちゃいい！」
深「俺たちの始まりの曲だな。」
貴「始まりの曲…。」
それから佐久間くんと深澤くんは振り付けを考え、私は衣装のデザインを考えたり、毎日忙しい日々を送っていた。
貴「スクールアイドルって…こんなに大変なんだね…。」
佐「思ってる以上に本当に大変…。
みんなで今度ラブライブ！観よう。」
深「そんな時間ねぇよ…。」
部室もない、練習場所は放課後の空き教室。
生徒会に見つかって怒られないように毎日教室を変えたり、私たちは密かに練習を続けていた。
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作者名：雪色ぺんぎん | 作成日時：2021年8月22日 0時
