泣き虫 ページ8
亮介「ほら、赤くなっちゃった。てか、Aって意外と泣き虫なんだね。」
A「今まではそんな事なかったんですけど。日本戻ってきたくらいから涙腺が緩くなってしまった気がします。」
亮介「Aはあと何回俺に泣かされるかな〜？」
A「も、もう泣きません！！」
亮介「はいはい、言うだけは簡単だよ。」
A「亮介さんのいじわる…。」
亮介「性格悪いからねー。
まっ、お前だから意地悪したくなるんだけど(ボソ」
亮介さんはわたしの頭をポンポンした
亮介「あ、忘れてた。連絡先教えてよ。」
A「あ、はい。お願いします。」
亮介「ありがと。御幸にムカついたら俺に愚痴ってね。」
A「そういえばあまり一也にムカついた事ないですね。」
亮介「そうなんだ。ケンカとかしないの？」
A「ケンカ…。野球は大体考え方が似てるのであまりぶつからないですね。」
亮介「お前ら野球以外してこなかったでしょ。」
A「ふふっ、せーかいです。私たちはこれくらいがちょうどいいんですよ。」
亮介「おかしなヤツら。」
A「亮介さんは？モテそうですし彼女とかいないんですか？」
亮介「いないよ。今は野球のことでいっぱいだから彼女にかまってる暇ないし。」
A「そうですよね。」
亮介「でも、お前みたいに近くで1番に応援してくれる彼女はいいなって思うよ。」
A「亮介さんのこと1番に応援してくれる人がきっといますよ。」
亮介「ふふっ、ナマイキ。」
A「あてっ、」
亮介さんがデコピンしてきた
亮介「そろそろお暇するよ。明日から朝早いんだから早く寝なよ。」
A「はい、ありがとうございました。おやすみなさい。」
亮介「おやすみ〜。」
亮介(さて、一応御幸に報告しといた方がいいかな。)
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作者名：ゆき | 作成日時：2022年6月25日 14時
