バッティング ページ25
みんながフリーバッティングしている時に御幸先輩が話しかけてきた
御幸「お前も打ってみる？」
そう言って私にバットを差し出す
(…すごくやりたい。)
しかし私はマネージャーの身だ、選手の邪魔をしてはいけない
A「私をからかわないでください、練習中ですよ」
御幸先輩は私がやりたがっているのに気づいて、そして断ることをわかっている、試されてる気分だ
御幸「監督、少しならいいですよね？」
片「構わん」
御幸「監督の許可ももらったしやれば？笑」
(ほんっとに性格悪いな！)と思いながらバットを受け取り、バッティンググローブも借りた
ヘルメットをかぶり、少し準備運動をしてバットを振る
投げてくれてるのは川上先輩
監督、高島先生、選手のみんなの視線が私に集まる
さすがに緊張する
私は一礼してバッターボックスに立って構えた
私の構えは御幸先輩と少し似ている、私がお手本にしていたから
川上先輩が投げ、思いっきりバットを振る
(カキーンッ)
1球目はピッチャーフライ
2球目はサードフライになった
その時、御幸先輩が
御幸「ハハッ！それじゃ全打席アウトだな！」
(イラッ)
わかってるよそんなこと！確かに打ち上げていては全てアウトになってしまう
倉持「お前、女子中学生が高校男子の球を前に飛ばせるだけですげーことだぞ(ボソ」
御幸「んなことわかってるよ。でもあいつならもっとできるさ、負けず嫌いだしな笑
A！外野まで飛ばせたらなんかご褒美やるよ」
A「そんなのなくたってやってやりますよ！
すみません、もう少しお願いします！」
(カキーーンッ)
打った打球は見事外野へ、
体をうまくひねって力負けしないようにした
その後も次々と外野まで運ばれる
みんな口を開けて私を見ている
A「ありがとうございました！」
礼をしてバッターボックスから出る
私は御幸先輩の方を向き、笑顔でピースした
倉持「お前すげーな」
A「まだまだですよ、これからもっと飛ばしていきますからね！
御幸先輩、ありがとうございました」
そう言って借りたものを全部返す
受け取った御幸先輩は「負けらんねーな」と言ってバッターボックスに立った
次々とボールはフェンスの方へ飛んでいく
やっぱりすごい
かっこいいな
私は目が離せなかった
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藍風陽鈴(プロフ) - ゆきさん» 出来てます！ありがとうございます！ (2019年11月12日 13時) (
レス) id: 5ab6d95f76 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 藍風陽鈴さん» コメントありがとうございます！初めての投稿でやり方わからなかったんですがこれであってますか？？ (2019年11月12日 10時) (レス) id: 86ffb3fbe6 (このIDを非表示/違反報告)
藍風陽鈴(プロフ) - 名前変更できるようにして欲しいです…… (2019年11月10日 17時) (レス) id: 5ab6d95f76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2019年10月25日 15時
