私と一也 ページ16
私は顔を洗って鏡で確認してから監督室に向かった
コンコン
A「失礼します、！」
部屋には険しい顔をした片岡監督と少し困った表情をしている高島先生と部長、そして不思議そうにこちらを振り返った一也がいた
A「遅くなってすみません。本日はありがとうございました。」
片「お前たちに聞きたいことがあってな、
まずは御幸、お前たちはどういう関係だ？」
私たちはお互い見合って答えた
御幸「小学生の時から同じチームでバッテリーを組んでました。学年が違うので組めない時もありましたが基本ずっと一緒に野球をやっていました。
そして、自分の彼女でもあります。」
片「…そうか。橘が青心寮に入寮したがっていることは？？」
一也が私の方を見る
御幸「自分も今日初めて知りました。Aがアメリカに行くことと俺は部活に打ち込むため、、お互い自分のことに集中しようと決めて一切連絡を取らなかったので。」
片「お前はどう思っている？」
御幸「正直不安はあります。男子と一日中一緒に過ごすということなので。ですがAがいることでマネージャーの仕事も楽になるし、こいつならフリーバッティングとかでも十分練習になると思います」
A(……。)
片「そこも聞きたくてな、橘。どうしてこれを言わなかったんだ？？」
高島先生がパソコンの画面を見せてきた
そこには私がアメリカで活躍した時の記事
A「…聞かれなかったので、言う必要がないと思いました。」
礼「私たち的には嬉しいことよ？これだけすごいピッチャーなんだもの。野球経験あるってだけで色々なことをお願いできるのだけど」
A「…私はマネージャーの仕事をするだけでいいです」
御幸「なに言ってんだよ、監督たちの方からお願いしてくれてるんだぞ？またお前と一緒に野球ができるの嬉しいんだけど」
A「………。」
片「何か理由があるのか？」
A「いえ、そういうわけでは」
とっさに視線を逸らしてしまった
片「思ってることがあるなら言え」
A(やばい)
涙が出そうになった
唇を噛んで必死でこらえる
もう一度監督の方に視線を戻すと監督はじっと私の目を見ている
片「言ってみろ」
御幸「A…。」
A「私が頑張ったって甲子園に行けないじゃないですか！」
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藍風陽鈴(プロフ) - ゆきさん» 出来てます！ありがとうございます！ (2019年11月12日 13時) (
レス) id: 5ab6d95f76 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 藍風陽鈴さん» コメントありがとうございます！初めての投稿でやり方わからなかったんですがこれであってますか？？ (2019年11月12日 10時) (レス) id: 86ffb3fbe6 (このIDを非表示/違反報告)
藍風陽鈴(プロフ) - 名前変更できるようにして欲しいです…… (2019年11月10日 17時) (レス) id: 5ab6d95f76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2019年10月25日 15時
