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「別にいいよ、僕がしたくてしたんだし」

『お水まで頂いて…ほんとにありがとうございます』

ほんとに申し訳ない。ぺこぺこと頭を下げながらお礼を口にする。

「てか、学校とか大丈夫なの?そろそろまずいんじゃ、、」

『…あッ!!!?』

『す、すみませ、ほんとにありがとうございました!!私学校いかなきゃ!?』

「ふふ、言っていいよ。またね?」

「Aちゃん。」

にこやかに笑って手を振ってくれる。

もう一度お辞儀をしてお礼を言ってから、走り出す。

あの声、どっかで聞いたことあるような…



まって、なんであの人

私の名前知ってるんだ……??










「へぇ、それで学校遅れたんだ」

「名前知ってんのおもしろ」

「ウケる」

昼休み。朝のことを相談すると、何処か他人事のような返事が返ってくる。

『んな適当な…』

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作者名: | 作成日時:2023年3月11日 18時

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