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｢はァ！？！？｣
電話越しに聞こえてくる環さんの怒号
『っわ！？…環さん！声おっきいよー！！』
そこまで音量上げてないのに。
｢いやいやいや！これはあんたが悪いからね！！｣
『ええ…？』
何故そこまで怒っているのか心底理解できない。
スピーカーにしてないはずなのに、声が聞こえてきたからか苦笑いをする草太さん。
｢あんたね！いくら草太くんを信用してるからって、部屋に泊めるとかありえないからね！？｣
｢草太くんだって男なんやからね！？というかもう既に家に入れてるって何！？よくもあんたの安全が保証できないのに、私がそんなこと許可するとでも思ったね？！そもそも、あんたは危機感が足りないって昔から思ってたところなのよ！！この際、いい加減危機感を身につけてもらわないと！！…ああ。あんたの行きたい大学東京よね？その調子じゃ上京だって私心配で許可でき｣
『もー！！長いってー！！』
相変わらずの過保護にほんの少し顔を顰める。
『だいたい！草太さんがそんなことするわけないでしょ！！？』
『もうっ！！環さんのわからず屋っ！』
はあ！？とまた怒号が聞こえてくる。
｢あんたね、私が居るんやったらまだしも、あと1週間は出張で帰れないの分かってるね？思春期の男女が同じ場所に寝泊まりするなんてね、万が一があってからじゃ遅いのよ！？｣
『もうっ…』
はあ、、1体どうやって説得すればいいのだろうか。
｢Aさん、ちょっと｣
見かねた草太さんが、スマホを渡してと手を差し出してくる。
『？』
草太さんが説得してくれるのだろうか。
｢ごめん、ちょっと廊下で話すよ。｣
っわ…その困ったような微笑み好きです
『へ？あ、…はい！！』
私の返事に満足気に笑って、廊下の方へと足を進める草太さん。
1体どうやって説得するのだろう。
慣れたはずの家なのに、彼が廊下にいると、私の家にいると再認識して少しソワソワし始める。
『…お泊まりできるかなあ、、、』
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himeme(プロフ) - もうほんとに面白いですー！何回も読んでるけど、定期的にこの作品に戻ってくるんですよねぇ。それくらい大好きです！更新待ってます😄 (2023年1月1日 23時) (
レス) @page15 id: b4db56c3f8 (このIDを非表示/違反報告)
うさ - 楽しみにしてます！ (2022年12月30日 9時) (レス) @page15 id: acedfd8679 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 続き待ってます！！ (2022年12月29日 0時) (レス) @page15 id: d185e3349a (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 次回も楽しみにしてますっ！ (2022年12月18日 22時) (レス) @page15 id: 195bc31938 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 絲さん» こんな作品が楽しみになっているのなら幸いです…！！！めちゃくちゃ頑張ります！！！ (2022年11月28日 21時) (レス) id: 9d8a16165b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空 | 作成日時：2022年11月26日 21時
