14-10、再会？ ページ19
その頃、草平のアパートにいた雄也達のもとにやっと時宗からの連絡が入った。
雄也「サンキュー親父。何かわかったら連絡する」
スピーカーホンにしていた画面をタップして電話を切ると、３人はすぐに草平のマンションを出た。
大貴「一番履歴に多かった番号の、
雄也「決まりだと思うよ。とにかく聞いた住所に行ってみよう」
タクシーを拾った３人は急いで玉泉秀明のマンションへ向かう。
近くに止めてもらってマンションまで走っていると、ちょうど誰かが玄関から出てくるところだった。
「おらおら、さっさと歩くんだよ、全く手間取らせやがって」
「ねぇ、約束だよ、秀明には何もしないって…！」
そう話すのは、侑李の顔のそっくりな草平だった。
チンピラが連れ去りにやってきたのと、ちょうど鉢合わせたのだ。
大貴「え…侑李！！？」
「「！！？」」
「マズい、急げ！」
大貴たちが追いつく前に、チンピラたちは草平を連れて一目散に車に乗り込んでいってしまう。
大貴「あっ！おい！待てーーー！」
裕翔「だめだ、追いかけようにもタクシーがもう…」
雄也「くそっ…振り出しにもどっただけかよ…」
あと一歩のところで草平を逃がしてしまい、３人は頭を抱えた。
大貴「くっそー、ナンバー見落とした…」
雄也「チンピラの顔は見たけど、あんなやつ新宿とか池袋にゴロゴロいそうな顔だったし…」
裕翔「また手がかりゼロ…ってこと？」
これでは本当に振り出しだ。
雄也「…いや、待て、やっぱあの顔見たことあるな…。
…そうだ家だ！たぶん、新聞か雑誌の記事だった気が…」
大貴「じゃあ雄也ん家行ってみよ！その記事探そ！」
雄也「って言っても、俺ん家の雑誌の量すごいんだよ…山積みになってるやつのどれかもわかんないし…」
裕翔「じゃあさ、光くんと圭人に先に探しててもらおうよ。侑李の家はおじさまたちに任せてさ、」
大貴「蘭丸に行ってるメンバーにも来てもらお！そしたらすぐ見つかるって！」
雄也は頷くと、最後の望みをかけてみんなに召集をかけた。
場所は雄也の家。
部屋の至るところに山積みになった雑誌を片っ端から探していく。
涼介「こいつか？」
大貴「ううーん、違うなぁ…」
慧「これは？」
雄也「いや、違う…」
チンピラの顔を見たのは雄也、大貴、裕翔の３人なので、３グループに分かれて探し始めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 74人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真波(プロフ) - キクヨウさん» ありがとうございます！！もう少しで公開できそうです！頑張ります！ (2021年3月21日 22時) (
レス) id: e9f8dcc71e (このIDを非表示/違反報告)
キクヨウ(プロフ) - お待ちしております^^ 身体に気を付けて頑張ってください。 (2021年2月27日 22時) (レス) id: 47351a6e4d (このIDを非表示/違反報告)
真波(プロフ) - ゆさん» すごく嬉しいです！ありがとうございます！！次のお話もなかなか刺激的な内容になる予定なので、ぜひ楽しんでいただきたいです〜！ (2021年2月4日 20時) (レス) id: e9f8dcc71e (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 真波さんはじめまして！！ドラマも漫画も見てない状態なのですが新鮮味があってとても面白くもう一度見直しているくらい拝見させてもらってます(^^)次のお話も楽しみです^ ^ (2021年1月30日 23時) (レス) id: 09f22cd81d (このIDを非表示/違反報告)
真波(プロフ) - キクヨウさん» ありがとうございます！楽しんでいただけて光栄ですー！私も有閑倶楽部大好きです！続きも近々更新しますね！ (2020年12月7日 17時) (レス) id: e9f8dcc71e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：真波 | 作成日時：2020年11月15日 13時
