【刀剣乱舞】裏切り？乗っ取り？ふざけんなっ！

弱さ ページ8

椎名「…………くろはさん…大丈夫です…か？」



ゲートを潜って政府に着くと椎名さんは遠慮がちに聞いてきた






『だ､大丈夫で………………あ、あれ？これ………わ、私…なんで涙､なんて……』






辛くない､悲しくない…なんて嘘だ…
あの本丸に就いてから､ずっと自分の気持ちに嘘をついて､隠して…みんなに悟られないようにして…みんなを不安にさせないように、って……………


でもそれが…それがこんな結果を生んだ………






やっぱり私は…………






江雪「……時には､弱くなってもいいのですよ」






『っ………………』





優しく、包み込むような暖かい声色に私の何かが解けた






その一言はどんな言葉よりも今の私の感情を大きく動かした…







宗三「あなたは､もっと僕達を頼るべきですよ」




そう言いながら宗三左文字もくろはの頭を撫でた







『ｯｯふっ……ぅぐ……うあ………うっ…ぅあぁあああぁぁああ､ぇぐっ､ああああぁぁああぁぁぁ』






どうやら、彼らには全部お見通しだったらしい。




私は馬鹿だ……全て1人で背負って､無理して､逆に心配をかけていたのに気づかないなんて……






『えぐっ……ヒック………うぅぅぅううあああ……』






こんなに泣いたのはいつぶりだろうか






恥ずかしいとか､かっこ悪いとかそんなことなんて考えずに私はただ、ひたすらに泣き続けた。




＿＿＿＿＿＿＿＿





どれくらい経ったであろうか｡いつの間にか涙も止まり､窓から覗く夕陽は沈みかけていた






(ずっと苦しくて辛くて悲しくて､でもみんなをまとめる者として弱音なんて吐けないとか思って､でもそんな思い込みが原因で裏切られて…)





『…もう､ほんとに私ったら……何やってんだろ(ボソッ)』







もう1人で抱え込んだりしない…








椎名「落ち着いた？」







同じ過ちを繰り返さないために…






『はい、大丈夫です』







自分を変えるんだ





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

はい、やっと序章的なものは完結しました＿( _´ω`)_ﾌｩ

長かったですねぇ←←


でもシリアス空気はここまでです！

次からはギャグ…というか面白い方向へ引っ張っていこうと思います！(できるか分からんけど！)


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


ほ、ほほほほ星が黄色い！？！？！？
しかもお気に入りが23て…


驚きだぜ………←



ここまで読んでくださりありがとうございます！これからも頑張ります！

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