私の隣には1人の王子さまと神様がいます！ (ページ6)

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55話ページ6

タイミングばっちしで紫呉が声をかけてきた。

紫呉「はーい。自己紹介タイム終わったみたいだね。神童さん、気になってることあるんじゃない？」

また、Aの代わりに聞いてくれた。
Aはそれに答える様にきいた。

A「あっ、はいっ！あの……皆さんも十二支の物の怪憑きなのですか？」

数秒、沈黙が続き、はとりが声を出し睨む。

はとり「十二支のことまで知っているとはな……誰だ？ドジやらかしたやつは？」

夾「……」
もちろん等の本人は下を向いていた。しかしそれに気づいた神羅が大声で言った。

神羅「あっ！夾くんだ！」

夾「おいばかっ！なんでバラすんだっ！」
夾は、神羅の肩を持ってオラオラと揺する。

神羅「私だって今の反応見て知ったんだもーん！」

なーんにも悪気は無い神羅と夾を見てはとりはため息をついて言った。

はとり「まぁ、お前辺りだと予想はついていたがな…」

はとりの許したの様子を見て紅葉は立ち上がって、言う。

紅葉「じゃあ、Aには話していいんだね！僕は兎憑きだよ！」

春「俺は…牛憑き……」

綾女「僕は蛇だよっ！ほらっ、はーさんも！」

はとり「仕方ない……俺は辰だ。」

みんなの十二支がどんどん分かっていった。

A「そうなのですかっ！」

鼠、牛、兎、辰、蛇、犬、猪、猫……後、5人…楽しみっ！